キミは「スーパー・ドローン・チャンピオンシップ」を観たか…… 第2回SDCを14歳が制す

100km/hで飛び回るレース用ドローンの軌跡

■前回チャンピオン、1回戦敗退の波乱

SDCレース本番。昨年のチャンピオン鈴木匠と、前回対戦で惜しくも破れ準優勝となった小松良誠(りょうま)が一回戦で対戦。そして、なんとチャンピオンが一回戦で姿を消すという波乱からスタートした。

◆第2回スーパー・ドローン・チャンピオンシップは14歳が制す

初代チャンピオン鈴木匠はまさかの一回戦敗退

コース上、両者の実力が拮抗しているほど、空中での接触も発生。コースの難易度もあり、クラッシュも多発。その度に招待されたプレスからは「おお!」と驚嘆の声が漏れるほど。ドローン・パイロットの視界が映し出されると、その視界はまさに映画『スターウォーズ エピソード1』で繰り広げられた「ポッド・レース」さながら……。

決勝は今回最年少出場の上関風雅と前年準優勝の小松が激突。「激突」という表現は、スポーツレポートにおいて、まま使用される語彙ながら、100kmで飛ぶドローンが空中で接触する様こそ、まさに「激突」という表現にふさわしい。

第1ヒートでは両者がクラッシュから復活を繰り返すデッドヒート。ドローン同士が接触後、上関がリードするもまさかのクラッシュ。レース序盤でクラッシュした小松の機体が復活しフィニッシュする波乱。逆に第2ヒートはなんと、スタート直後に小松選手のドローンが落下する大トラブル。

1対1で迎えた第3ヒートでは、スタートで上関がリード。コース上でオーバーテイクした小松は見せ場を作りながらも、またもクラッシュを演じ、デッドヒートを上関が制した。第2回SDCは、なんとなんと14歳のチャンピオンが誕生という、新世代のスポーツにふさわしい幕切れとなった。

現場には、乃木坂46の金川沙耶田村真佑がゲストに招かれ、クラッシュシーンでは、やはり悲鳴を上げるなどの一幕も。

ゲストとして観戦した乃木坂46の金川紗耶、田村真佑(背中はテレビ東京・竹﨑由佳アナ

新型コロナウイルス収束の暁には、有観客での大会となるだろう。この新体感となるエキサイティングなドローン・レース、ぜひ目撃してもらいたい。

著者プロフィール

たまさぶろ●エッセイスト、BAR評論家、スポーツ・プロデューサー

『週刊宝石』『FMステーション』などにて編集者を務めた後、渡米。ニューヨークで創作、ジャーナリズムを学び、この頃からフリーランスとして活動。Berlitz Translation Services Inc.、CNN Inc.本社勤務などを経て帰国。

MSNスポーツと『Number』の協業サイト運営、MLB日本語公式サイトをマネジメントするなど、スポーツ・プロデューサーとしても活躍。

推定市場価格1000万円超のコレクションを有する雑誌創刊号マニアでもある。

リトルリーグ時代に神宮球場を行進して以来、チームの勝率が若松勉の打率よりも低い頃からの東京ヤクルトスワローズ・ファン。MLBはその流れで、クイーンズ区住民だったこともあり、ニューヨーク・メッツ推し。

著書に『My Lost New York ~ BAR評論家がつづる九・一一前夜と現在(いま)』、『麗しきバーテンダーたち』など。


この記事が気に入ったらフォローしよう

最新情報をお届けします