【プロ野球】今週のPickupプレーヤー 「打撃絶好調の菊池涼介・中村奨吾、際立つデータを分析」

プロ野球は6日から4カード目の対戦に突入する。セ・リーグ阪神パ・リーグ西武が首位と開幕から良いスタートを切った。

ヤクルト村上宗隆ソフトバンク柳田悠岐といった実績ある打者が結果を残す一方で、DeNAのルーキー・牧秀悟は勝負強い打撃で現在リーグ打率3位、打点は堂々の首位につけている。また、故障者続出の西武では、ドラフト1位入団の渡部健人が4日のソフトバンク戦でプロ初安打を見事本塁打で飾るなど、両リーグ新人打者の今後の活躍からも目が離せない状況だ。

ここでは、データをもとに今週のPickupプレーヤーを紹介していく。

◆セ・パ打率TOP5好不調トレーダー 「阪神・佐藤輝だけじゃない、1年目のDeNA・牧秀悟が打率4割超」

セ・リーグ

菊池涼介(広島)

プロ10年目の「守備職人」が、打撃絶好調の快音連発スタートを切った。開幕3カードを終えた時点で39打数19安打の打率.487に2本塁打、6打点。9試合連続安打をマークして目下、リーグトップの打率を残している。

中京学院大から2012年にプロ入り。2016年に最多安打のタイトルを獲得し、2017年、2020年とベストナインにも選ばれ、WBCでも活躍した球界屈指の実力者である菊池だが、今季は自身にとってもプロ入り後で最高のスタート。そして菊池の開幕3カードの成績とシーズン通算成績を見ると、過去に2014年、2016年と2度、打率3割超スタートを切っているが、その2シーズンは通算でも打率3割超をマーク。

菊池にとって開幕直後の滑り出しの良し悪しが、その後の上下動はあれども、最終的な成績に直結し相関関係にあることが分かる。かつてないほどの高打率.487で最初の3カードを終えた菊池が今季、最終的にどのような数字を残すのか。少なくとも一時の打撃不振から完全に脱出し、年齢的な衰え説も払拭する可能性大。4月2日のDeNA戦で連続無失策記録が「569」でストップし、その判定にも“物言い”が付くほど騒がれる事態となったが、今季は「打撃職人」としての活躍も大いに期待できそうだ。

■パ・リーグ

中村奨吾(ロッテ)

4年ぶりにキャプテン制を復活させたロッテの新主将に指名された男が、見せながら自らのバットでチームを牽引。開幕9試合を終えて30打数13安打の打率.433(1本塁打、9打点)をマークしている。

ソフトバンクとの開幕戦(PayPayドーム)の第2打席でシーズン初安打を記録すると、28日の第3戦の第2打席ではシーズン初本塁打。30日からの楽天との3連戦(ZOZOマリン)で9打数3安打1打点をマークすると、4月2日、3日の日本ハム戦(札幌ドーム)で4安打、3安打と2日連続の大当たり。チームは3勝5敗1分けと黒星が先行しているが、その中で「6番・二塁」から「3番・二塁」に打順を上げながら奮闘を続けた。

今季ここまでの中村で注目したいのが、得点圏打率.600という数字。今季11打席で4四球を選ぶとともに犠打と犠飛が1本ずつで、5打数3安打で計8打点(他に走者なしでのソロ本塁打1本を放って1打点)。まだ始まったばかりではあるが、過去のシーズンを振り返っても今季のチャンスでの勝負強さが際立つ。今後、中村の打率とともに、得点圏での打席、そしてどこまで打点を伸ばせるかに注目。自己最高の打率とともに、自己最多打点の更新を予感させる春となっている。

◆セ・パ打率TOP5好不調トレーダー 「阪神・佐藤輝だけじゃない、1年目のDeNA・牧秀悟が打率4割超」

◆先週の好守備動画プレーバック<セ・リーグ>「坂本勇人、華麗なグラブ捌きでチームのピンチを救う」

◆先週の好守備動画プレーバック<パ・リーグ>「甲斐拓也、“甲斐キヤノン”炸裂で盗塁阻止」

記事提供:ベースボール・タイムズ

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