FIFAロシア・ワールドカップ(W杯)決勝が日本時間で7月16日に行われ、フランスがクロアチアを4-2で下し20年ぶり2度目の優勝を果たした。
“レ・ブルー”が優勝トロフィーを掲げた表彰式では日本のサッカーファンから、ある有名作品のようなシーンのようだという感想が出た。
後半に突き放したフランスが20年ぶりの優勝
試合は立ち上がりからクロアチアがいいペースで進めるも前半18分に、アントワーヌ・グリーズマン選手のFKがオウンゴールを誘発してフランスに先制点が入った。
W杯決勝のオウンゴールは史上初、両チームともシュート0のままスコアが動くのも前代未聞の出来事だった。
1 – マリオ・マンジュキッチのオウンゴールは、ワールドカップ決勝では史上初めてのものだった。不運。 https://t.co/Dhkgocv68A
— OptaJiro (@OptaJiro) July 15, 2018
0 – ワールドカップ史上、両チームがシュートを記録する前に先制点が生まれのは初。前代未聞。 pic.twitter.com/C0Vdpgz37B
— OptaJiro (@OptaJiro) July 15, 2018
初制覇に燃えるクロアチアも同28分にイヴァン・ペリシッチ選手のゴールで追いつくが、10分後にフランスはグリーズマン選手がPKを決めて再び勝ち越しに成功する。
1点リードで折り返した後半にはキリアン・エムバペ選手がエリア右から仕掛け、グリーズマン選手が繋いだボールをポール・ポグバ選手が果敢にシュート。一度はブロックされるも自ら拾い直して今度は決めた。
6分後にはエムバペ選手がやや離れたエリアからのシュートを決めてフランスが4-1と突き放す。
その後フランスはGKウーゴ・ロリス選手の軽率なプレーもあり失点したが、気を引き締め直してリードを保ち見事栄冠を勝ち取った。
青ユニフォーム+金色の紙吹雪=風の谷のナウシカ
自国開催だった1998年以来の優勝を達成したフランスは、激しい雨と金色の紙吹雪が降るなかでトロフィーを掲げた。
その光景にサッカーファンからは宮崎駿さんの漫画および、それを原作としたアニメ『風の谷のナウシカ』に出てくる「そのもの蒼き衣を纏いて金色の野に降りたつべし」という言葉を思い出したという声が続々。
(c)Getty Images
その者、青き衣を纏いて。。。
— 夕陽のドラゴン2╰( デ )╯ (@g10_ssr2) July 15, 2018
フランス優勝も「青き衣を纏いて金色の野に降り立つべし」って感じ?#ワールドカップ#WorldCupRussia2018#ナウシカ
— りー (@rinsmanual) July 15, 2018
2011年の女子W杯で日本が優勝したときも、やはり青いユニフォームに金色の紙吹雪という組み合わせで『ナウシカ』を連想した人が多く、そのときのことも思い出されたようだ。
青いユニだからナウシカみたいになるね。青き衣を纏いて金色の野に降り立つべし。女子の代表思い出す~‼️
— まりこ🐿️🐯 (@mariko78_k_b) July 15, 2018
なでしこジャパンが優勝したときにsakusakuで黒幕先生が言ってたけど、
今回もフランスのユニフォームがブルーで
風の谷のナウシカの「そのもの青き衣をまといて金色の野に降り立つべし…(以下略)」言い伝えは真であった…
が発動するんじゃない❓
すごい年になるかも— ユッキ♪(タニカワユキコ) (@Yukiie720) July 15, 2018
ロシアW杯 フランスvsクロアチア
リードされても落ち着いていたクロアチアの試合運びはさすが年の功だったけど、若さと勢いとスピードのフランスだった。
表彰式の通り雨すごかった。
金色の絨毯に、2011年のドイツ女子ワールドカップを思い出した。その者青き衣纏いて金色の野に降り立つ(^^)— 杉村杏子@8/11(土)東5ホ27b (@sgmrkyoko) July 15, 2018
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