■日ハム時代には捕殺もマーク
しかし、外野を守ったとしても杞憂に終わる可能性が高い。マドン監督も「守備を練習しているのを何度も見ているが、一流の外野手のようだった」と話したように、プレー自体に問題はないはず。
日本ハム時代のプロ1年目は、外野手として54試合に出場しており、捕殺も7個マークしている。その後は、投手以外はDHのみとなるケースが増え、守備機会は減ったが、日本での経験値もかなり高い。ちなみに、大谷と同僚だった陽岱鋼(現巨人)は、日本ハムで最後にプレーした2016年に117試合出場で捕殺は5個だった。
肩への影響を考える必要はあるが、もし大谷が外野手としてリミッターを外したら、イチローのレーザービームをもしのぐプレーを披露するかもしれない。DH制のない交流戦は、今まで以上に注目が集まりそうだ。
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文・SPREAD編集部