RIZINの榊原信行CEOは1日、公式YouTubeで会見を行い、6月13日に東京ドームで開催される「RIZIN.28」の追加カードを発表した。
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■ムサエフと激突するサトシは「極めたい」
追加発表されたのは「トフィック・ムサエフvs.ホベルト・サトシ・ソウザ」(RIZINライト級タイトルマッチ 71kg)、「斎藤裕vs.ヴガール・ケラモフ」(RIZIN MMAルール 66kg)、「スダリオ剛vs.シビサイ頌真」(RIZIN MMAルール 120kg)、「“ブラックパンサー”ベイノアvs.弥益ドミネーター聡志」(RIZIN MMAルール 73kg)の4試合。
榊原CEOは緊急事態宣言の延長に伴う運営面の難しさに触れながらも、「18年ぶりに扉が開く東京ドームでの大会に注目、刮目して欲しい」としている。
注目はライト級タイトルマッチで激突するムサエフvs.サトシだ。2019年の大晦日に行われたライト級トーナメントで優勝して以来の参戦となるムサエフは、2015年から14連勝中。「日本の皆さん、トフィック・ムサエフです。日本に戻ってきました。RIZINで必ずチャンピオンになるから期待していて下さい。東京ドームで会いましょう!」とコメントを寄せている。
一方のサトシも“柔術界の至宝”と評される実力者。今年3月に名古屋で行われた「RIZIN.27」でも徳留一樹相手に三角絞めで1R一本勝ちを収めている。会見では「柔術だけじゃなく、私はMMAの選手になりました。RIZINのベルトを日本に戻したいです。私はそれに一番集中しています」と語り、ムサエフ戦に向けて「彼は打撃が凄く強い。チャンスがあればグラウンドへ行きたいが、打撃が凄くてグラウンドが出来ないと思うので、打撃を良く練習しています。でも本当の私のプランは極め。下からでも上からでも、柔術の選手なのでどこでも良いです。極めたい」と意気込みを口にしている。
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文・SPREAD編集部