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【安田記念/データ攻略】想定10人気以下、グランアレグリアに先着実績がある伏兵に「2-0-1-1」の“買い”要素

【安田記念/データ攻略】想定10人気以下、グランアレグリアに先着実績がある伏兵に「2-0-1-1」の“買い”要素

前編ではグランアレグリアサリオスの明暗を分けるであろうデータについて取り上げたが、後編ではデータ面から浮上する穴馬候補2頭を取り上げる。

【安田記念/データ攻略】グランアレグリアに死角なし、ローテ不安を払拭する馬券圏内100%データとは

【安田記念/データ攻略】グランアレグリアに死角なし、ローテ不安を払拭する馬券圏内100%データとは

■データが導く2021安田記念の穴馬候補は

近5年のうち、7人気以下の勝利が3度を数える安田記念。この項では、データ面から上位進出の可能性を秘めた穴馬候補2頭を取り上げたい。

<穴候補1 カテドラル>

連対が続く近走だが、いまだ重賞未勝利。GI馬が揃った今回は実績面で見劣りしてしまう感は否めないが、波乱の使者となりうるデータは存在する。

・春-夏競馬の左回り【2-0-1-1】
・田辺裕信×池添学厩舎【0-2-1-1】

改めて戦績を振り返ると、3歳時にグランアレグリアに先着した実績の持ち主。中間の坂路はラスト2F24秒0と自己ベストを更新しており、今が充実期にあることは間違いない。データと外差し傾向が際立つ東京芝を味方につけることができれば穴妙味は十分だ。

【安田記念/穴馬アナライズ】単勝オッズ10倍以上に伏兵ゴロゴロ、うち1頭は「大金星まであっていい」

【安田記念/穴馬アナライズ】単勝オッズ10倍以上に伏兵ゴロゴロ、うち1頭は「大金星まであっていい」

<穴候補2 インディチャンプ>

穴馬と呼ぶにはやや人気寄りかもしれないが、グランアレグリアとの比較ではオッズ妙味がある1頭。同馬へのリベンジマッチに挑むこの馬で強調したいデータがこちら。

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・レース週に坂路ラスト1Fで12秒台前半【4-2-1-1】

4勝にはGI勝利の2019安田記念、2019マイルCSも含まれる。グランアレグリアと僅差の昨年マイルCSもこの追い切りパターンで、12秒3だった今回の最終追いを見る限り今年も好勝負が期待できる1頭だろう。

■安田記念2021予想コラム一覧

▼データ予想
◆【前編・有力馬】グランアレグリアに死角なし、ローテ不安を払拭する馬券圏内100%データとは

▼穴馬予想
◆【前編・有力馬アナライズ】グランアレグリアを負かすのは“前”、シュネルマイスターは危険な人気馬

◆【後編・/穴馬アナライズ】単勝オッズ10倍以上に伏兵ゴロゴロ、うち1頭は「大金星まであっていい」

▼追い切り予想
◆【安田記念2021/有力馬】グランアレグリア「A」評価も、動きからみた「2つの不安要素」とは

◆【安田記念2021/有力馬】グランアレグリアを上回る「S」評価、目下最高潮の仕上がりで「文句なし」

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◆【安田記念2021/有力馬】サリオスは辛口評価「B」、前走のダメージで体調が優れず「迫力不足」

▼その他、データ傾向
◆【安田記念2021/騎手データ】伏兵騎乗で“鬼”と化す、グランアレグリアのC.ルメールを脅かす穴ジョッキー

◆【安田記念2021/世代別傾向】インディチャンプは「消し」、近3年で6歳以上は【0-0-0-15】と大不振

◆【安田記念2021/人気傾向】グランアレグリアは“連軸”評価、2番人気は不振で狙いは7~9番人気

◆【安田記念2021/前走ローテ】グランアレグリアは2着まで? Vマイルからの連勝は三冠牝馬も叶わず

▼競馬ストーリーテラー・田原基成の重賞分析TV「安田記念データ分析」

著者プロフィール

田原基成(たはらもとなり)●競馬評論家

競馬予想の魅力を世に発信し続ける「競馬ストーリーテラー」。予想に対して謎ときに近い魅力を感じており、ローテーション・血統の分野にて競馬本を執筆。現在はUMAJIN内「競馬サロン」にてコラム【競馬評論家・田原基成のいま身につけるべき予想の視点】 執筆中。『SPREAD』ではデータ分析から読み取れる背景を紐解き、「データの裏側にある競馬の本質」を伝えていく。

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