2021年第22号となるSPREAD編集部の編集後記です。日本ダービーの熱狂や大坂なおみの全仏辞退など、様々な話題が飛び交ったスポーツ界ですが、そんな中での編集部員の業務やプライベートの一コマを紹介します。各メンバーのTwitterアカウントもありますので気になる方は、ぜひフォローをお願いいたします。
●編集部員Ai@坂女子
6月に入りました。今日のダルビッシュ有選手のツイートで、2年以上メンタルの問題で苦しんでいた過去について語る動画(昨年のもの)を初めて見ました。球場と自宅の往復だけでいっぱいいっぱいだったというダルビッシュ選手を見て、全仏オープンを辞退した大坂なおみ選手が思い浮かびました。色々な事情や意見があるとは思いますが、プロアスリートも一人の人間です。辛い思いをしてまで記者会見を無理やり行う必要はないのでは、と思ってしまいました。難しい問題ですね。
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●編集部員HM
セ・パ交流戦が開幕してから2週目に突入。今年は中日がスタートダッシュに成功。柳裕也を筆頭に、投手力で接戦を制する試合が多いです。2010年と2011年にリーグ連覇を果たした時も「守り勝つ野球」だったので、昔の野球に戻ったなと思いました。
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●営業SALESマン NO.3
「自転車と競馬と私」
今週は安田記念が行われます。怪物牝馬グランアレグリアが連覇を果たすのか注目ですね。
私が馬券を購入するとき、ギア付きの自転車に例えて予想します。例えば100メートルの直線レースを自転車で競争した場合、初速が早い「ギア1」の自転車はスタート50メートルまでは恐らく先頭に立っているでしょう。しかし、ずっと早く漕ぐスタミナも無いため、残り20メートル地点では「ギア6」の自転車が最高速度に達し追い抜く可能性もあるわけです。つまり、雨や体のコンディションなど色々な条件を加味してどの自転車が「最終的に1着になるのか」を予想し、それを競馬に当てはめて予想するようにしています。
SPREADの記事では競馬の予想記事は勿論、野球でも誰がヒットを打つのかを分析し配信しています。人それぞれ「予想するスタッツ」はあると思いますが、そんな中でも「こんな分析もあるんだ」、「こんなスポーツの見方があるんだ」といった、スポーツに必要な探求心を皆様に与えられるように来週以降も配信していきます。
そんな私の安田記念の注目馬はカテドラル。無数のギア比を持つ可能性があるこの馬を応援したいと思います。
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●営業SALES
雨の日も増えてきたような気がして、ますます運動不足を感じています。最近もお昼を買いに少し家をでる程度なのでジムに通おう!と思い始めてから早1年近くたっています(笑)。のめりこめばとことんハマるタイプなのですが、なかなか重い腰があがりません。マーケティングで大切である、「いかに習慣化させられるか」の難しさを実感しました。
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●編集部動画担当O
先週のMotoGP第6戦イタリアGP Moto3クラスで、悲しい事故が起きてしまいました。モータースポーツでは、どんなに安全対策をしていても選手が危険と紙一重のところで戦っていることを改めて認識させられました。また、モータースポーツに限らずアスリートの健康に関して考えさせられることもありました。
今日からF1は第6戦アゼルバイジャンGP、motoGPは第7戦カタルーニャGPです。F1は、日本人ドライバーの角田裕毅が開幕戦以来のポイントを獲得できるか。motoGPは、日本人ライダーの中上貴晶が表彰台に上がることが出来るか。いいニュースを楽しみにしています。
※個人的なニュースですが、ウマ娘3rdライブに勝利しました!
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●編集部デスクK
今季のプロ野球はフレッシュな新人の活躍が大きなトピックとなっています。注目は、パ・リーグを席巻する楽天・早川隆久とオリックス・宮城大弥の両左腕。成績は甲乙つけがたい内容ながら、指標では宮城がリードか……。しかし1年目からローテを死守する早川のインパクトも……。試合での投げっぷりを観戦するのも楽しいですが、登板翌日にスタッツを眺めながら今後を考察することも野球の醍醐味だなと改めて感じています。
●営業部長N
3日、サッカー日本代表対U-24日本代表の試合がありました。私の戦前予想では1-0でU-24が勝つだろうと思っていましたが、結果は皆様もご存知の通り、3-0で日本代表が勝利。オリンピック前なので、実力差がある外国チームよりも、日本代表が相手の方が戦い甲斐もあり、ベストメンバーで戦うものだと思っていましたが、相変わらずのテストマッチ様相。今頃メンバーがコロコロ変わる戦いをしていたら、連携面などチームとしての完成度は上がるはずもなく。ほんとオリンピックが心配です。個人的には久保、三笘、堂安が同じフィールドでガンガンドリブルから仕掛ける姿がみたかったなー。
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●編集長・山田
交流戦でもその勢いは全く衰えない。阪神・佐藤輝明が3日のオリックス戦で14号本塁打を放った。新人の交流戦4本塁打は、巨人・長野久義(現・広島)と並ぶ最多タイの記録。三振を恐れず、自分のスイングを信じて結果を出し続けるスタイルは、多くの野球ファンに希望を与えている。この男からは目が離せない。
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●GM
喜寿を過ぎた母が一度目のワクチン接種を受けた。今のところ健康状態に変化もなく、二度目の接種も24日に予約済。通い慣れた近隣の大きな総合病院という点もあり、本人も特に不安に思う事柄もないようで、付き添いも送迎も「いらぬ」という状況で、少し安堵している。ここまで漕ぎ着けるには自治体の担当者、医療従事者の並ならぬ奮闘があったはずであり、日本全国の関係者にもこの場をかり、御礼を述べたい。
日本社会は村八分型メンタリティが骨身に染み込んでいるらしく、医療従事者のお子さんはウイルス感染の可能性が高いなど妄想猛々しく、学校から締め出す、登校を拒否する、社会から拒絶するという神経症が散見され、苦労された関係者も多かったのだろう。社会貢献従事者につばを浴びせるとは不届き千万と思う。このペースで進めば、年内には元の平穏な暮らしに戻れると期待している。
その間、スポーツのデジタル領域を預かる我々は、どんな社会貢献ができただろうか。スポーツの現場がなくとも「スポーツの力」を、スポーツが日本を元気する、その活力を伝えて来たはずだが、本当に十分だっただろうか。
大坂なおみ選手が4大大会のひとつを辞退してまで、メディアと相対するのを拒絶した問題を含め、メディアの既得権に固執し、エゴによる牙を剥くことのないよう、真摯にスポーツに向き合い直そうという大きな契機に思えた。
「アスリートの素顔を伝える」メディアSPREAD、ユーザーに、アスリートに、関係者に、医療従事者のように「ありがとう」と口にしてもらえるようなデジタル・メディアを作り出していければと、心を新たにした。
Twitter → @producer_sports