第100回全国高校野球選手権大会2日目の第1試合、高知商(高知) 対 山梨学院(山梨)の試合はノーガードの乱打戦となった。
高知商は三回に藤岡祐一郎選手が2点本塁打、四回には乗松龍之介選手が3点本塁打を放つなど一発攻勢で7-1と大量リード。
このままワンサイドゲームになるかと思われたが、五回に山梨学院が反撃開始。中尾勇介選手のソロ本塁打など打線が爆発し、一挙に8点を奪い逆転に成功した。
それでも高知商は7-10と3点ビハインドの六回に4点を奪い逆転。七回には粘る山梨学院に12-11と再び逆転されるも、その裏に西村貫輔選手の適時打などで3点を奪い再逆転し、高知商が14-12で試合を決めた。
この史上稀に見る壮絶な打ち合いにSNS上では様々な声が寄せられていた。
いま山梨学院と高知商業の試合がえげつないことになってますがいま起きたので状況把握できません。えげつなくなった理由を簡潔に述べるという選手権を開催してください
— 坊主 (@bozu_108) 2018年8月6日
山梨学院と高知商業の試合を簡潔に述べる選手権
最優秀賞
33-4金賞
山梨学院「おらっ(+1点)」1-0
高知商業「やったな(+1点)」1-1
高知商業「まだまだ(+2点)」1-3
高知商業「これでとどめや!(+4点)」1-7
山梨学院「ああああ!!!!(+8点)」9-7
高知商業「しつこいな!これで終わりや!(+4点)」9-…— 坊主 (@bozu_108) 2018年8月6日
近年稀に見る打撃戦を演じてる
高知商業と山梨学院ですが、高校野球史上
最も多く点の入った大乱戦は、
昭和50年春の1回戦
中京対倉敷工業の16ー15
一時倉敷が11点をリードしたが中京が追い付き、最後は九回に勝ち越した倉敷工業が勝ちました。これを超える試合が誕生するか!?
— 紅い猛牛 (@mougyuu2001) 2018年8月6日
山梨学院vs高知商業
することいっぱいあるのにすごい試合展開で????から離れられん
なんもできんで困ってますどちっちも勝たせてあげたい
— みるきょん (@mirukyon114) 2018年8月6日
また、東北楽天ゴールデンイーグルスの森原康平投手もツイート。プロ野球選手も興奮を露わに。
なんちゅう試合じゃ!
山梨学院 – 高知商業
— 森原康平 / Kouhei Morihara (@morihara52) 2018年8月6日
同日の第2試合に優勝候補の大本命・大阪桐蔭(大阪)が登場することもあり、どうしても注目はそちらに集まっていたが、高知商 対 山梨学院の想定外の乱打戦に多くの高校野球ファンが釘付けになったようだ。
高校球児らしい思い切りの良い清々しいスイングが多々見られた同試合。白熱した投手戦も野球の醍醐味だが、ノーガードの打ち合いもまた野球の醍醐味だ。
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