第100回全国高校野球選手権大会3日目に登場した近江(滋賀)は智弁和歌山(和歌山)と対戦し、北村恵吾選手の2本塁打もあり7-3で勝利した。
智弁和歌山撃破の原動力になった北村選手に高校野球ファンからは絶賛の声が寄せられている。
一発攻勢で智弁和歌山を破る
試合は今春のセンバツ準優勝で、夏の優勝候補に挙げられていた智弁和歌山が先制する。先頭打者が四球で出塁すると下位打線の連打と犠牲フライで2点を奪った。
リードされた近江は四回にランナー二塁で北村選手が初球を捉えて同点2ラン。近江は五回に山田竜明選手もソロ本塁打を放ち逆転した。
智弁和歌山にチャンスを作られながらも細かな継投で躱し続ける近江は八回、2アウト三塁から家田陸翔選手がリードを広げるタイムリー。続く北村選手が駄目押しの2ランで勝利を大きく手繰り寄せた。
センバツから一回り成長した最後の夏
強打の智弁和歌山のお株を奪う一発攻勢で勝利した近江。
特に1試合2発の北村選手には、SNS上で絶賛のコメントが多数寄せられていた。
- 「弾道が天性のアーチスト」
- 「ドラフトかかるんじゃないかな」
- 「近江の4番の北村くんすごすぎるわめちゃくちゃスイング綺麗」
- 「近江の北村選手は構えが強打者」
- 「これは中村の後継者として楽しみや。この弾道はエグい。西武のスカウトは調査書出そう」
春のセンバツで星陵に敗れたあと、自身のツイッターを更新して「この舞台に帰ってこれてよかった。こんな最高の試合、経験ができて幸せ者です。必ず最後の夏、4番として一回り成長して帰ってきます」と誓ってから約4ヶ月。
最後の夏はまだ続く。
今日延長10回で星稜に3対4でサヨナラ負けをしました。
この舞台に帰ってこれてよかった。こんな最高の試合、経験ができて幸せ者です。
必ず最後の夏、4番として一回り成長して帰ってきます。吹奏楽部、ダンス部、保護者、大地、野球部のみんな、ほんまに最高の応援をありがとうございました!! pic.twitter.com/PA64uxNgQm
— 北村恵吾 (@Keigo902354611) 2018年3月31日
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