第100回全国高校野球選手権大会も第5日目を迎え、第1試合では優勝候補の一角・横浜(南神奈川)と愛産大三河(東愛知)が対戦。
プロも注目する横浜のエース左腕・板川佳矢投手と来年秋のドラフト候補左腕・及川雅貴投手の完封リレーで7-0と危なげなく勝利を収めた。
打っては名門・横浜で1年生の頃から活躍する齊藤大輝選手に2点を追加する本塁打が飛び出すなど、投打ともにチームの完成度の高さがうかがえた。
なお、プロ注目の怪物・万波中正選手にヒットはなかったが、そうした選手層の厚さも横浜の強さを物語っている。
2回戦の相手は連覇目指す花咲徳栄
横浜は本日の勝利で、昨年の夏の王者で2連覇を目指す花咲徳栄と2回戦で激突することが決定した。
優勝候補同士の対決が2回戦で実現することとなり、SNS上では楽しみにする声や、早すぎる対戦に複雑な心境をあらわにする声などが多数挙げられていた。
横浜高校 次は花咲徳栄と対戦か〜
— だいきだよ〜( ´_ゝ`)〜 (@daiki_aakk) 2018年8月9日
花咲徳栄の次の相手が横浜と知り何とも言えない気持ちになる…
— 暁@kazoo (@Ozuka_d) 2018年8月9日
横浜ー花咲徳栄と潰し合いになるけど楽しみですなあ。
— Kたりん???????????? (@P11_C6) 2018年8月9日
花咲徳栄は1回戦で鳴門(徳島)と対戦。リードを許す苦しい展開となったが、終盤の猛攻で逆転勝利し、2回戦へ駒を進めた。
プロ注目の二刀流・野村佑希選手が投手として5失点を喫したが、4番としては2点本塁打含む2安打3打点の活躍でチームを勝利に導いた。
プロ野球選手を多く輩出する両校
今年で3年連続18回目の出場の横浜と、4年連続6回目の出場の花咲徳栄。
横浜高校といえば、「平成の怪物」と呼ばれた現中日ドラゴンズの松坂大輔投手や、今や侍ジャパンの4番も務める筒香嘉智選手の出身校で、長年に渡り強豪として全国に名を馳せてきた。
他にも涌井秀章投手(ロッテ)、近藤健介選手(日本ハム)、藤平尚真投手(楽天)など多数のプロ野球選手を輩出している。
対する花咲徳栄は、2016年のドラフトで高橋昂也投手(広島)、岡﨑大輔選手(オリックス)、昨年の優勝メンバーからは清水達也投手(中日)、西川愛也選手(西武)と、2年連続で2名がプロ入り。
他にもオリックスのキャッチャーとして活躍する若月健矢捕手など、近年多くプロ野球選手を輩出している。
プロ野球スカウトも注目の好カード
今年も両チームともにプロ注目の選手が多数在籍しており、今年のドラフトに向けてプロ野球のスカウトも目を光らせることとなるだろう。
2回戦で当たってしまうのは少し残念な面もあるが、ハイレベルな戦いに目が離せない。
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