【東京五輪/野球】侍ジャパン悲願の金メダルへ、ノックアウトステージ初戦・米国攻略の鍵は

侍ジャパン・稲葉篤紀監督(C)Getty Images

ノックアウトステージ最初の相手はWBSC(世界野球ソフトボール連盟)の世界ランキングで4位のアメリカ合衆国。アフリカ/欧州予選王者のイスラエルと五輪連覇を狙う韓国を破って2連勝でグループB首位となった好調のチームだ。

今回のチーム内にメジャーリーガーは不在だが、近い将来にメジャー昇格予定のトッププロスペクト選手とNPBでプレーする選手が投打の主軸となっている。

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■アメリカの攻撃の要は…

攻撃陣は、DeNA所属のタイラー・オースティンが、グループリーグ2試合で9打数4安打の打率.444、1本塁打と2本の二塁打で4打点と打線を引っ張る。今季、本拠地である横浜スタジアムでの成績が打率.349、8本塁打で出塁率と長打率を足し合わせたOPSが1.125と、開催地もオースティンにとっては追い風となっている。グループリーグでは2番のエディ・アルバレスと8番のバッハ・スターリングも打率3割をマークしており、警戒が必要だ。

打線の軸である4番打者のトリスタン・カサスは2018年のドラフト1巡目(全体26位)選手で、MLBのプロスペクト・ランキングでは一塁手の最高ランクに位置されているパワーが売りの左打ちの大砲だ。対照的に5番のトッド・フレージャーは35歳のベテラン選手で、レッズなどで通算218本塁打を誇る元メジャーリーガー。2度のオールスター出場歴を持ち、15年のホームランダービー優勝者でもある。

■日本戦での先発予想は、実力派2人のどちらか

投手陣は、グループリーグ初戦ではメジャー昇格間近と言われる25歳のジョー・J・ライアン、第2戦はソフトバンク所属のニック・マルチネスが先発した。また、元オリックスのブランドン・ディクソン、ヤクルト所属のスコット・マクガフがリリーフとして登板した。

日本戦での先発が予想されるのが新旧の実力派2人。左腕のスコット・カズミアーはメジャー通算108勝と実績は一番だが、最も警戒すべき投手と言えるのが、2017年のドラフト1巡目(全体12位)のシェーン・バス(レイズ3A)だ。160キロ超のフォーシームと高速スライダーが武器の右腕は、今夏にはトッププロスペクト選手の揃うオールスター・フューチャーゲームにも登板し、メジャー昇格も目前と言われる。

■アメリカを迎える侍ジャパンの布陣は

勝てば準決勝進出が決まる試合で、日本の先発は今季MLBから電撃復帰を果たした田中将大(楽天)。今季は13試合に先発して4勝5敗だが、防御率2.86でクオリティスタート(QS)率も76.9%と、試合をつくる能力は高い。今回の日本代表で唯一の五輪経験者(2008年北京五輪)でもあり、大会では3試合に登板し、7イニング無失点と好投した。

打線は甲斐拓也(ソフトバンク)が2試合で.429と好調で、8番で存在感を見せる村上宗隆(ヤクルト)とともに、下位打線でも点が取れる布陣となっている。グループリーグ2戦目のメキシコ戦では打線が機能したが、4番の鈴木誠也のみ2試合ノーヒットと深刻な状況で、打線の組み替えがあるか、稲葉篤紀監督の決断が注目される。

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試合情報

日本-アメリカ
試合開始:日本時間8月2日(月)19:00
中継情報:TBS系列(18:30~)

記事提供:ベースボール・タイムズ
データ提供:野球DB


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