【MLB】「ショーヘイが外野にいる」米メディアは大谷翔平の守備機会を見逃さないよう“注意喚起”

エンゼルス・大谷翔平(C)Getty Images

ロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、ロサンゼルス・ドジャースとの交流戦に臨んだ。8回2死から代打で出場し、四球を選び出塁。そのまま9回は右翼に入ったが、守備機会は訪れなかった。打率は.269。チームは2―8で敗れ、2連敗で勝率はまたしても5割に戻った。

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■ドジャースとの交流戦はすべて代打出場

DH制のないナ・リーグ本拠地での試合のため、ドジャースとの3連戦は代打待機となった大谷。この日は、6点を追う8回2死二、三塁の場面で登場。4番手の左腕ブルールと対戦し、フルカウントから四球を選んだ。6日は四球、前日の7日は空振り三振に終わっており、これで今季の代打成績は3打数1安打4四死球となった。

9回、大谷がそのまま右翼の守備に入ると、米放送局「バリー・スポーツ・ウエスト」の公式Twitterは「ショーヘイが外野にいる。繰り返す、外野にいるのはショーヘイだ」とつづり、パトランプの絵文字とともに貴重なシーンを見逃さないよう注意喚起した。

ただ、守備に就いたものの、なぜかこの日もボールが飛んでくることはなく、計7試合(8イニング1/3)で外野に入っているが、未だ守備機会0という不思議な巡り合わせが続いている。

■指揮官「もう一度、打席に立たせたかった」

マドン監督の試合後の様子を米放送局「バリー・スポーツ・ウエスト」などが伝えており、指揮官は大谷の右翼起用について「勝つためにはオオタニをもう一度打席に立たせる必要があった」と話し、試合をあきらめず、逆転するためには大谷の打撃が必要だったと強調した。しかし、試合の趨勢が決した8回での代打起用では手遅れ感が否めないが、その点については「今日はブルペン陣が足りなく、早い回で先発に代打を送ることはしたくなかった」と後手に見えた采配について説明した。

本塁打王と打点王の2冠が射程に入っている大谷とって、打席自体が少なくなることは相当なハンデ。マドン監督は以前から外野でのスタメンについて、「そのプランは気に入っているが、まだ準備はできていない」と、外野からの返球で肩や肘に負担がかかることを気にかけ、「2番・右翼」などでの先発出場は見送ってきた。しかし、そろそろ交流戦限定での解禁も視野に入れるべき時かもしれない。

■次戦はゲレーロJr.との直接対決

さらに、チームにとっても大谷の打撃を生かせないことは痛恨で、米地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」は、マイク・トラウト(右ふくらはぎの張り)、ジャレッド・ウォルシュ(右肋骨間の張り)、大谷(ナショナルリーグの本拠地でDH制なし)の3人がラインアップにいないことを指摘し、この3連戦でロサンゼルスに本拠を置く2チームの差が明らかになったと記した。

今回のドジャース3連戦は良い休養になったと割り切るしかないが、本塁打王争いでブラディミール・ゲレーロJr.が2本差に迫ってきており、打点王争いではトップと5差の3位タイに後退した。10日からはゲレーロjr.との直接対決となるトロント・ブルージェイズ戦が控えており、タイトルレースに弾みをつける活躍を期待したい。

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文・SPREAD編集部


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