【MLB】勝負を避けられる大谷翔平 1番起用は復活への起爆剤となるか

エンゼルス・大谷翔平(C)ロイター

ロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平投手は10日(日本時間11日)、本拠地アナハイムでのトロント・ブルージェイズとのダブルヘッダー2試合目に「1番DH」で先発出場した。第1打席に7試合ぶりの安打となる右翼線三塁打を放つなど4打数1安打で、打率は.266となった。試合はダブルヘッダーのため7イニング制で行われ、エンゼルスは0-4で敗れた。

第1試合は「2番DH」で先発。3打数無安打だったが、申告敬遠で出塁し、今季16個目の盗塁に成功。試合はエンゼルスが6-3で勝利した。

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■1打席目にいきなり三塁打

33試合ぶり今季5度目の1番に座った大谷。米放送局「バリー・スポーツ・ウエスト」の公式Twitterがスタメン表の画像とともに「オオタニが第2戦の先陣を切ります」と伝えると、「1番・大谷」がすぐさま結果を出す。

初回の第1打席、ブルージェイズの先発右腕ストリプリングのチェンジアップを右翼線に運ぶと、快足を飛ばして一気に三塁へ。7試合ぶりの安打は、今季5本目の三塁打となった。

第2打席は三ゴロに倒れた大谷。5回の第3打席は、またしても疑惑の判定に泣いた。カウント0-2から3球目のカーブを見送ったが、球審の宣告はストライク。3球三振に終わると、大谷は右手を振る抗議のポーズでベンチに下がった。今季たびたび“誤審”に直面していたが、この試合でも悩まされることになった。

7回裏2死満塁のチャンスで迎えた第4打席は、1-2からの内角直球を仕留められず、空振り三振。ダブルヘッダーで7回制だったため、ここで試合終了となった。

■指揮官「オオタニはスランプではない」

大谷の1番起用について、米地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」はマドン監督の意図を紹介。同監督は「(大谷の1番は)ラインナップ全体でオオタニを助けることが目的だった」と話したという。このダブルヘッダー前まで、8月の大谷はわずか2安打だったが、指揮官は「スランプではない。後続の援護がなく打てる球がなかった」との見解を示し、大谷と次打者を比較した相手が、大谷との勝負を避ける現状を憂慮。

2番に打率.305のフレッチャーを置くことで、大谷と勝負せざるを得ない状況を作り出した。復調を促すプランとしてのオーダー変更だったと明かした。

7試合ぶりの安打が飛び出し、一定の成果を得た「1番・大谷」。本塁打は13試合出ていないが、本格的な復調へ向けてきっかけとなっただろうか。

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文・SPREAD編集部


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