8月15日、全国高校野球選手権大会は第11日目を迎えた。
第1試合では1回戦で強豪・花巻東(岩手)を延長の末に破った下関国際(山口)と、春のセンバツベスト8の創成館(長崎)を完封した2年生エースの西純矢投手擁する創志学園(岡山)が激突。
高校野球ファンの注目は、大会屈指の好投手である西投手の投球に集まった。
9回表にドラマが…
2回裏、創志学園が四球からチャンスを広げて3点を先制。
雨の影響からか制球がなかなか定まらない西投手も、粘りの投球で8回まで1安打2失点に抑えて試合を作った。
8回裏に創志学園が1点を追加し、2点リードで迎えた最終回。
追い込まれた下関国際は四球からチャンスを作り、土壇場で3点を奪って逆転に成功。
続く9回裏の創志学園の攻撃をシャットアウトし、見事逆転勝利を果たした。
創志学園の西投手は3安打に抑えるも9四死球を与えてしまい、投球数も179球と最後まで制球に苦しんだ。
それでも最速148キロの伸びのあるストレートを武器に9奪三振をマークし、前回に続き奪三振能力の高さを見せつけた。
SNSでは早くも来年に期待の声
敗れてしまった西投手はまだ2年生ということで、早くもSNSでは来年に対する期待の声が多く上がった。
下関国際が勝ったんか
西くん残念…でもまた来年甲子園で見たいピッチャーですわ— 井口監督でもロッテ変革できず! (@tada_lottemaker) 2018年8月15日
西くんこれを機にまた大きくなって春夏甲子園帰ってきてくれ
— 田舎っぺ (@dGppWkcruqitOJ3) 2018年8月15日
勝ったーーー!!!最後の逆転!本当に感動した!次も頑張れ!
そして創志学園のナイン、お疲れ様でした!170球以上投げた西くん!来年凄い投手になってそう!覚えておきます!
#下関国際#創志学園— あっきー (@akkisa26) 2018年8月15日
今年のU-18侍ジャパンの第一次候補にも2年生ながら選出されており、来年のドラフトでは1位候補にも挙げられる逸材。
2回戦で敗れた悔しさをバネに成長した姿を、来年の甲子園で全国の野球ファンに見せつけられるか。
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