【高校野球】センバツ準優勝の明豊と今春関東王者の専大松戸が初戦で対決 サイド右腕深沢鳳介にも注目

第103回全国高等学校野球選手権大会の第4日は16日、甲子園球場で1回戦4試合が行われる。

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第2試合では専大松戸(千葉)vs.明豊(大分)という、1回戦屈指の好カードが予定されている。

■大会屈指の投手力を誇る専大松戸

センバツでは好投手畔柳亨丞擁する中京大中京に0-2と惨敗した専大松戸は、悔しさをバネに今春の関東大会を制するなど、更なるパワーアップをして甲子園に乗り込んできた。センバツでも投手戦を演じたプロ注目サイド右腕・深沢鳳介に加え、春の関東大会では大車輪の活躍を見せた右腕・岡本陸の投手陣を中心に、守り勝つ野球が持ち味だ。

春のセンバツではプロ注目投手の畔柳と互角の投球を見せた深沢だが、夏の千葉大会準決勝の八千代松陰戦では、140キロ超える直球と横に鋭く曲がるスライダーを武器に、6者連続を含む13奪三振の好投でチームを勝利へ導いた。また、夏の千葉大会決勝でもチームを優勝に導くロングリリーフをした岡本陸は140キロ超の直球を武器にチームを勢いづける投球が持ち味。Wエースとも評される盤石の投手陣は大崩れすることはないだろう。

センバツでは無得点と課題を感じさせた打撃面だが、千葉大会では吉岡道泰が打率.524をマークしチームを牽引した。センバツ初戦の中京大中京戦では、レフトの守備でライナーに飛び込んだが、捕球できずに後逸。決勝のランニング2ラン本塁打を許して、試合後には泣き崩れた吉岡。リベンジに燃える主将は決勝戦、延長13回タイブレークでサヨナラ満塁本塁打を放ち、劇的な幕切れを演出した。攻守ともにレベルアップして甲子園に戻ってきた専大松戸は優勝候補相手に互角以上の戦いをするだろう。

■攻守ともにバランスのとれたセンバツ準優勝校の明豊

センバツ準優勝の明豊は、エース右腕・京本眞、140キロ左腕・太田虎次朗に加え、サイド右腕・財原光優の3本の矢が守りからリズムを作る。

春のセンバツでは京本、太田の2枚看板を軸に決勝まで駒を進めてきた。決勝では強豪・東海大相模相手に2-3でサヨナラ負けを喫するも太田は7回を2失点に抑える好投を見せるなど、全国の舞台で堂々と力を発揮した。

「強打の明豊」と評される打撃だが、センバツでは市立和歌山の小園健太、智辯学園の西村王雅、中京大中京の畔柳といったプロ注目投手相手に得点しているように「打ち勝つ野球」が定石だ。夏の大分大会でもチーム打率は.331、本塁打4本、5試合で合計40得点を記録するなどセンバツよりもパワーアップした印象だ。

今夏は「優勝候補筆頭」として登場する明豊。好投手深沢鳳介相手に強打炸裂となるか注目だ。

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第4日 8月16日(月)

長崎商(長崎)vs.熊本工(熊本)
専大松戸(千葉)vs.明豊(大分)
阿南光(徳島)vs.沖縄尚学(沖縄)
鹿島学園(茨城)vs.盛岡大付(岩手)

文・SPREAD編集部


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