第100回全国高校野球選手権大会12日目の第1試合、報徳学園(東兵庫)対 愛工大名電(西愛知)の試合のレジェンド始球式に、徳島商OBでタレントの板東英二さんが登場した。
板東さんは躍動感あふれる投球フォームから球を投じると、ミットまであと少しのところでショートバウンド。悔しさをにじませていたが、78歳とは思えない球筋だった。
しかし、板東さんと言えばバラエティ番組の司会を務めていたこともあり、タレントとしてのイメージが強いためか、SNS上では「タレントの板東英二しか知らない」といった声も多く寄せられていた。
タレントかと思ってた
今日、レジェンド始球式を務めた板東英二氏。多くの方はタレントや司会としてのイメージをお持ちだと思いますが、60年前の夏の甲子園で準々決勝に延長18回を投げ切り、チームを準優勝に導きました。大会通算奪三振の83は現在も破られておらず、文字通りレジェンドです。 #高校野球 #甲子園
— THP☆高校野球・甲子園 (@thp_koshien) 2018年8月15日
えーー
板東英二って野球の人だったの‼︎
ゆで卵好きなタレントかと思ってた— yume (@yume57711) 2018年8月16日
レジェンド始球式
今日は板東英二(徳島商)
おそらく破られないであろう奪三振記録保持者。自分はタレントの板東英二しか知らないけどね。— TOSHIHIRO TAMAKI (@T_toshi0906) 2018年8月15日
通算83奪三振は未だに大会記録
板東さんが60年前に樹立した大会通算83奪三振は、長い高校野球の歴史においても未だに破られていない大記録。
徳島商のエースとして次々に三振を奪い、マウンドで仁王立ちしていた姿は、甲子園の伝説として語り継がれている。
この日、甲子園のマウンドで爽やかな笑顔を見せていた板東さん。青春時代を思い出したような感慨深い表情が、印象的だった。
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