【高校野球】“わんこそば打線”の盛岡大付が近江と激突へ、エース渡辺翔真も要注目

第103回全国高等学校野球選手権大会の第12日は25日、甲子園球場でベスト8をかけた4試合が行われる。

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第1試合ではプロ注目のスラッガー・前川右京を擁する智弁学園(奈良)が日本航空(山梨)と、第2試合では今大会注目右腕であった明桜・風間球打を攻略し勝ち上がってきた明徳義塾(高知)が松商学園(長野)と対戦する。

■盛岡大付の注目は重量打線とエース渡辺翔真

なかでも注目は4試合目に予定されている盛岡大付(岩手)と近江(滋賀)の一戦だ。

3番の金子京介を筆頭に、1番から9番まで圧倒的なパワーを駆使した打撃陣が聖地でも好調。初戦の鹿島学園戦では6番の平内純兵が特大アーチ。続く沖縄尚学戦でも、4番に座る小針遼梧の本塁打など、14安打の猛攻で相手を寄せ付けなかった。どのようなタイプの投手が相手でも鋭いスイングが出来るため、勢いそのままに序盤から試合を優位に運ぶ可能性も高い。

また、エース右腕・渡辺翔真は沖縄尚学相手に完全試合達成まであと4人という快投を披露。惜しくも大記録達成は逃したが、9回1安打完封と完璧な投球をした。115球と省エネ投球で相手打線を封じたため、「球数制限」の観点からもチームにとっては最高の結果だ。

わんこそば打線」と呼ばれる超高校級打撃陣に、エース渡辺の安定した投球が加わったことにより、優勝に一歩近づいた印象だ。

■王者大阪桐蔭も撃破、勢いに乗る近江

一方の近江は、2回戦で今大会の優勝候補と評されていた大阪桐蔭を撃破。相手投手のが9四球に助けられた部分もあるが、本塁打を含む2安打で打線を牽引した新野翔大の活躍もあり、優勝候補相手に「打ち勝った」印象だ。

投手陣も、先発したエースの山田陽翔は2回までに4失点を喫するも、尻上がりに調子を上げ中盤以降は大阪桐蔭を封じ込めた。7回から後を引き継いだ岩佐直哉も3回1安打の好救援で勝利に貢献している。

大阪桐蔭戦から中1日とタイトなスケジュールで試合に臨む近江だが、好投手・林優樹(現西濃運輸)を擁した2018年夏以来のベスト8を目指す。

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第12日 8月25日(水)

日本航空(山梨)vs.智弁学園(奈良)
松商学園(長野)vs.明徳義塾(高知)
神戸国際大付(兵庫)vs.長崎商(長崎)
盛岡大付(岩手)vs.近江(滋賀)

文・SPREAD編集部


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