第100回全国高校野球選手権大会12日目の第3試合で、済美(愛媛)と高知商(高知)が対戦。
緊迫した投手戦を済美が3-1で制し、準優勝した2004年以来14年ぶりの8強入りを決めた。
済美の先発・山口直哉投手は、地方大会を一人で投げ抜いてきた上、甲子園でも全試合で完投。2回戦までで計22回を投げ、球数は293球に達していた。
疲労が心配されたが、三回戦でも力のある直球を軸に丁寧な投球で相手打線を封じ、121球の完投勝利を挙げた。
12日間に3試合で、414球。SNS上では山口投手の力投を称賛するとともに、投球数過多を心配する声も寄せられていた。
山口投手を心配する声
済美のエース本当にいいからこそ、今こんなに酷使されてるのが心配で仕方ない
ストレートのキレ、コントロール、ゲームメイク能力もある
— 坂田 (@mando32_yamada) 2018年8月16日
済美が勝ったことはとても嬉しいんだけど、地方大会からずっと山口くん一人に投げさせているのはやっぱり思うところがあるよね。
— jojo (@jojo04210426) 2018年8月16日
済美は山口が一人で投げてきてるから疲労がな…報徳相手にどこまでいけるか
— Vamooooos! (@Naha_ryukyu_oki) 2018年8月16日
高知商と済美の両エースは地区大会から7、8試合一人で投げ抜いてて素晴らしいってみんな言うけど、シンプルに肩とか健康面大丈夫なのか心配が先に立つ
— 菜 央 ⚾ (@_n8a9o_) 2018年8月16日
好投手であるからこそ、投げ過ぎていることが心配といった声などが寄せられていた。
山口投手の力投や相手守備のエラーを得点に結びつけた勝負強い打撃で、見事に8強入りを決めた済美。
今後はより一層厳しい戦いが予想される中、山口投手の肩にかかる期待は大きい。次戦は8月18日の準々決勝で報徳学園(東兵庫)と激突する。
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