【ラリー】北米三菱自動車がアウトランダーで「レベル・ラリー」参戦を発表 「砂漠の女王」パリダカ制覇記念

2001年のダカール・ラリーを制した、クラインシュミット駆るパジェロ(C) MMNA

北米三菱自動車(Mitsubishi Motors North America、Inc: MMNA)は10月に開催される「レベル・ラリー」に2022年型アウトランダーで参戦すると発表した。

レベル・ラリーは、アメリカのネバダ、カリフォリニアにわたる砂漠を舞台としたラリーレイドで、三菱は特別ペイントの新型を投入する。

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■伝説的なモンテロからのイノベーション

2021年は、「砂漠の女王」と呼ばれたユタ・クラインシュミットが2001 年に三菱パジェロを駆り、女性として初めて「ダカール・ラリー」を制覇してから20周年。MMNAは20年前のこの偉業に敬意を表し、また北米での同社の40周年を記念し、特別ペイントでの出走を決意した。

三菱自動車は、MMNAの40周年、ユタ・クラインシュミットのダカール制覇20周年、そしてまったく新しいフラッグシップ『2022年型アウトランダー』発売と、祝うべき出来事が重なりました」とマーク・チャフィンMMNA COOはコメント。

また、「ダカールを制覇したパジェロにインスパイアされたアウトランダーと一緒にレベル・ラリーに戻ることは、私たちの歴史への賛辞であり、女性の偉業達成支援への継続的な取り組み、また三菱ブランドのエキサイティングな未来についての、メッセージです」と付け加えた。

ドイツのクラインシュミットは依然、ダカール・ラリーを制した唯一の女性であり、三菱自動車は、ダカールラリー(元パリダカール・ラリー)史上、もっとも成功したメーカー。2001年のクラインシュミットの勝利を皮切りに7連勝を含む12勝を挙げた。

2022年型アウトランダーは、スーパーオールホイールコントロール(S-AWC)、オールホイールドライブシステムおよびその他のすべてのイノベーションを備え、そのコンセプトと開発力は、伝説的なレーシング・パジェロ(米国内呼称・モンテロ)にその起源を求めることができる。

「2022年型アウトランダー」 イメージ(C) MMNA

奇しくも三菱自動車による、同社の魂と呼ばれる「ラリーアート」ブランド復活について、SPREADでも取り上げたばかり。このラリー参戦に三菱の本気度が見え隠れするだけに、10月の本戦に期待したい。

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文・SPREAD編集部


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