【2歳番付/東の牝馬編】今年も「白毛馬旋風」を巻き起こす ハイアムズビーチが堂々ランクイン

夏競馬でソダシやヨカヨカ、レイハリアが活躍し、スプリント路線から中距離路線までの「勢力図」を塗り替えつつある現3歳世代。そんな「黄金世代」に負けず劣らずの将来性を秘めた2歳馬たちが続々とデビューし、早くも来春のクラシック候補と呼べる素質馬も勝ち上がってきた。2歳重賞も本格化してきた今、各馬の実力を分析することは馬券攻略のヒントにもなる。

今回は8月29日開催時点の「2歳番付・東の牝馬編」を発表。6月12日に新馬勝ちを収めた「シラユキヒメ一族」の白毛馬・ハイアムズビーチをはじめ、全7頭をピックアップする。

◆【2歳番付/西の牝馬編】暮れの2歳GIは牝馬が「総なめ」か 今年も西に大器が勢ぞろい

■東は早熟傾向でアルテミスSはハイレベルとなりそう

ステルナティーア

★★★★★
牝 (美)岩戸孝樹
父:ロードカナロア 母:ラルケット
短評:8月8日メイクデビュー新潟(芝1600m)に出走。スタートを五分に出て8番手に控え、直線に入り外に出された瞬間一気に加速し「持ったまま」で先頭を交わした。一方、追って内にヨレる場面も見えたが、それを相殺できるほどの爆発力のある末脚を持っており、暮れのGI戦線での活躍に期待したいところ。

クレイドル

★★★★☆
牝 (美)黒岩陽一
父:クロフネ 母:オーマイベイビー
短評:6月6日メイクデビュー東京(芝1600m)に出走。良血馬が揃う中、先行してしぶとく伸びクビ差で勝利した。続く2戦目、新潟2歳Sでは内目の枠を引いたものの、先行できずズルズル下がっていってしまった。兄のステラヴェローチェも気性が悪かったがその後の皐月賞、ダービーでは3着に連続好走したように妹も「長い目」で注目しておきたいところ。

リアグラシア

★★★★☆
牝 (美)岩戸孝樹
父:キングカメハメハ 母:リアアントニア
短評:6月6日メイクデビュー東京(芝1600m)に出走。初戦こそクレイドルに屈したが、続く2戦目(新潟芝1600m)では姉のリアアメリアを彷彿とさせるような末脚で快勝した。馬体、走法など姉と瓜二つな部分があり早い段階で活躍しそうな一頭。

フォラブリューテ

★★★★☆
牝 (美)宮田敬介
父:エピファネイア 母:ブルーメンブラット
短評:8月7日メイクデビュー新潟(芝1600m)に出走。7番手で追走し直線に入ると外目に持ち出し、上がり最速となる33秒0の末脚で突き抜けた。他馬と併せるとギアを1段階上げ一気に抜かしていく様子からも「負けん気」は相当なものがありそう。心技体が上手く嚙み合えばGI戦線でも活躍できそうな一頭だ。

ハイアムズビーチ

★★★☆☆
牝 (美)萩原清
父:ドレフォン 母:ユキチャン
短評:6月12日メイクデビュー東京(芝1400m)に出走。白毛一族としてデビュー前から注目を浴びていたが、レースでも一際輝く末脚で他の馬を封じた。走法(足の回転やピッチ)がソダシに似ている部分もあり、1400mからの始動となったが距離の優遇はソダシよりも利きそう。ダートへの適性もかなり高そうで、今年も白毛旋風を巻き起こせるか注目だ。

ウインピクシス

★★☆☆☆
牝 (美)上原博之
父:ゴールドシップ 母:コスモアクセス
短評:7月4日メイクデビュー福島(芝1800m)に出走。初戦は好位にきっちりつけ2着に3馬身差の快勝となった。続く2戦目、新潟2歳Sでは後手に回ってしまい9着と大敗してしまったが、本来距離を伸ばした方が良いタイプで2000m以上のスタミナを要するレースで活路が開けそう。春のフローラSあたり注目したい一頭だ。

ビーオンザマーチ

★★☆☆☆
牝 (美)林徹
父:モーリス 母:ヴィクトリーマーチ
短評:6月6日メイクデビュー東京(芝1400m)に出走。道中じっくり構え、直線では鞍上のゲキに応え34秒1の末脚で勝利した。気難しいモーリス産駒ながら、この馬は競馬への理解度も高そうで距離の融通はかなり効きそう。次走はマイルあたりを使ってくるだろうが、間に合えばGIでも勝負が出来そうな一頭。

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文・SPREAD編集部


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