▼セ・リーグ対戦カード
■9/10〜9/11:広島 vs 阪神(マツダスタジアム)
■9/10〜9/11:巨人 vs 中日(東京ドーム)
■9/11:ヤクルト vs DeNA(神宮球場)
◆【パ・見どころ】西武に好相性のオリックス・宗佑磨に期待 山本由伸は10連勝を目指す
■西勇輝は7戦勝ち星なしも通算100勝を狙う
首位阪神は敵地で広島との2連戦。阪神は初戦に先発する西勇輝が通算100勝に王手をかけて以降、7試合勝ち星なしと足踏みが続く。最近2試合はいずれも6回3失点とぎりぎりクオリティスタートの投球を続けており、打線の援護が区切りの記録到達のカギを握るか。打撃陣では、大山悠輔が9月に入っての7試合で月間打率.417、OPS1.231と当たりが出てきた。
広島は鈴木誠也が9月の月間打率.469、8本塁打と大山の上をいく成績。球団タイ記録となる6試合連続本塁打で王貞治(巨人)、バース(阪神)の持つプロ野球記録(7試合連続)に王手となり、到達すれば右打者では初の偉業となる。今季の阪神戦で2戦2勝の大瀬良大地が前回3タテしたチームのカード連勝を延ばせるか。
2位巨人は丸佳浩が25打席連続無安打と不振が続いていたが、9日の試合で9回に同点タイムリーを放った。5連敗と3位転落の危機を回避したチームとともに、自身も流れを変えられるか。今季の対中日戦のチーム打率.216を改善させたい。中日は今季の巨人戦5試合で対戦防御率1.85の大野雄大が自身3連勝を狙う。こちらも攻撃力を見せられておらず、打線の奮起が鍵になる。
7月10日以来の神宮での試合となるヤクルトは、オスナ、サンタナの両外国人が前カードで2人合わせて25打数12安打、10打点と打線の核になった。DeNAは佐野恵太が9月に入って月間打率.321と打線を牽引している。対戦成績はヤクルトが大きくリードしているが、9月に入って流れが変わるか。
(成績は9月9日時点)
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記事提供:ベースボール・タイムズ
データ提供:野球DB