【MLB】ゲレーロJr.の躍進でMVP論争再燃 マドン監督はあくまで大谷翔平推し

大谷翔平(左)とゲレーロJr.(C)ロイター

ロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、敵地でシカゴ・ホワイトソックス戦に「2番DH」でスタメン出場し、4打数無安打1四球に終わった。5試合ぶりの無安打で、打率は.257に下降。チームも3-9で敗れ、借金4となった。

本塁打王争いでトップに立つブラディミール・ゲレーロJr.(トロント・ブルージェイズ)が、この日は不発で45本のままだったが、3位につけるサルバドール・ペレス(カンザスシティ・ロイヤルズ)が43号を放ち、大谷に1本差に迫ってきた。本塁打王争いがヒートアップする中、大谷の受賞が有力視されていたMVPに関しても論争が再燃。エンゼルスのマドン監督は持論を展開し、MVPと本塁打王はリンクしないとした。

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■本塁打王獲得とMVP受賞は別もの

この日、4打数無安打に終わった大谷。44号で足踏みしている「二刀流」に対し、ここに来てライバルたちの躍動は目を見張るものがある。特にゲレーロJr.は9月に入り6本のアーチをかけ、一気に大谷を抜き去った。

本塁打王レースでトップが交代したことで、MVPの行方についても論争が再燃。一時期は本塁打数でトップに立ち、さらに投手としても9勝を挙げている大谷が優勢だったが、現在は「ゲレーロJr.の方がMVPにふさわしいという」という声が急速に台頭している。

そんな空気を察してか、マドン監督は持論を展開。米地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」は、「ジョー・マドンはMVPレースがショウヘイ・オオタニとゲレーロJr.の本塁打王争いに“振り回されない”ことを望む」というタイトルで記事を掲載。

同監督によれば「ゲレーロJr.は素晴らしい打撃成績を残している、それはオオタニも同じ。本塁打王を獲得した選手がMVPという考えに人々が陥らないことを願っている」と話し、“本塁打王=MVP”ではないと力説。「二刀流」として歴史に残るプレーを展開し、数々の記録を塗り替えている大谷を援護した。

また、米放送局「バリー・スポーツ・ウエスト」公式Twitterも「指揮官がMVPの可能性とリーグタイトルを巡る競争について語る」とつづり、解説者のマーク・グビザ氏によるマドン監督へのインタビューの模様を公開し、指揮官の意見に同意を示した。

ただ、ゲレーロJr.は本塁打王争いでトップに立つだけではなく、打率3.15(ア・リーグ1位)、打点103(ア・リーグ3位タイ)でも上位につけ、三冠王を射程に捉える活躍を見せている。もし三冠王に輝いた場合は、MVPの最有力となりそうだ。

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文・SPREAD編集部


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