【ローズS/追い切りジャッジ】前走大敗馬に「A」の高評価 張りや逞しさが増し「心身の頑健さは特筆できるレベル」

■クールキャット

【中間調整】フローラS快勝の勢いに乗り臨んだ前走・オークスでは好発を決め、主導権を握ってレースを引っ張る。絡まれずマイペースで進んでいたが、ラスト300mあたりで後続に捕らえられ結局14着。その後は秋の巻き返しを期し、ノーザンファーム天栄でじっくりと休養に入った。秋華賞出走か、別路線かを占うため秋初戦にローズSを設定。8月下旬に美浦へ戻り、29日にウッドで3F39秒6-1F12秒1(馬なり)と、初時計から素軽い動きを見せた。以降はウッド中心で持ち前の粘りを強化。1週前追いの併せ馬は追走した相手に突き放され、併走状態とならないチグハグな内容となってしまったが、負荷そのものは十分だった。

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【最終追い切り】伴騎手が騎乗し、美浦ウッドで併せ馬。1週前でいい負荷を掛けられているし、輸送も考慮され序盤は意識的にゆったりと入る。直線手前で古馬2勝クラスに取り付くと、稽古駆けする相手の勢いに怯むことなくファイトバック。いい気合い乗りから併入に持ち込んだ。

【見解】春先の時点で馬体の雄大さを誇っていた馬だが、ひと夏越してさらに張りや逞しさを増した感がある。稽古でも余念なくウッド中心で追われており、心身の頑健さは特筆できるレベルだ。1週前追いで相手が走り過ぎた誤算はあったものの、最終追いで気持ちをしっかり乗せており、大きな問題と捉えなくていいだろう。ほぼ万全のデキといえよう。

総合評価「A」

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著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。


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