【ローズS/追い切りジャッジ】「A」評価は秋華賞切符獲得へ気配上々の伏兵馬 “ガス抜き効果”で「更なる磨きが掛かった」

■タガノディアーナ

【中間調整】前走は2勝クラスへの昇級初戦。いかにも新潟外回りのレースという切れ味比べとなり、先に抜け出した勝ち馬に及ばなかったが、この馬なりにいい脚を使い2着だった。勝たれた相手が2歳時に芙蓉Sを圧勝、GI・ホープフルSで2番人気に推されたランドオブリバティならば、負けて強しだったとも言える。その後はひと息入れて秋華賞切符獲得へ、ローズSを目標に。8月下旬の栗東帰厩後は、坂路メインで順調に気配を上げている。土曜追いで負荷を強め、週なかは流すというパターンで調整され、実質の最終追いとなる強い負荷を掛けられたのが9月11日の坂路追い。長谷川師が跨り、大きく先に行かせた格下馬を最後はねじ伏せるように差して1馬身の先着を果たしている。4F51秒4(一杯)は自己ベスト更新。

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【最終追い切り】先週土曜の併せ馬でほぼ仕上がっており、今週は鞍上・和田竜騎手と息を合わせるのに主眼を置いた単走・馬なり調整となった。外ラチ沿いに誘導されリズム重視で登坂。鞍上が好反応を楽しむように軽く仕掛けると、機敏に回転数を上げて走り切った。

【見解】気持ち、そして走るフォームが安定しておりどんなシチュエーションでも力を発揮できるのが強み。この中間はリフレッシュ効果で、その持ち味に更なる磨きが掛かった印象だ。先週土曜の負荷がいい“ガス抜き”となったらしく、最終追いで見せたブレのないフォームと鞍上への従順さは惚れ惚れするほど。上位食い込みの可能性十分だ。

総合評価「A」

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著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。


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