【オールカマー/追い切りジャッジ】レイパパレに「B」の辛口評価  先を見据えるも「手応えは見劣っていた」

■レイパパレ

【中間調整】デビューから無敗6連勝で大阪杯を制覇。その勢いに乗り臨んだ前走・宝塚記念で3着と初敗北を喫したが、自身初の2200mという距離を終始勝ち馬にマークされる厳しい展開と考えれば負けて強しだったと言える。その後は下半期の国内中長距離路線を意識し、夏に休養。復帰戦をオールカマーに設定し、9月2日に栗東へ戻っている。5日に坂路で終いだけ軽く伸ばされたのが初時計。以降、順調に本数を重ね、1週前追いとして15日に稽古駆けするオープン馬ライトウォーリアと坂路で併せられる。手応えは見劣っていたが、自身の足取りはしっかりしており、力強さがあった。

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【最終追い切り】最終追いもライトウォーリアとスパーリング。やはり最後はこちらの手応えが怪しくなったが、それでも追われて渋太く脚を使い併入に持ち込んだ。若干ではあるが、素軽さは先週より向上。レースに向けて、徐々に気持ちが乗ってきているようだ。

【見解】帰厩以降の調教内容にそこまでの派手さはないが、そもそも派手に動かない馬。帰厩がいつもより早く、速い時計も前走から1本多いのは体調の良さと見るべきだろう。自身初となる中山への輸送を控えながら、レース当週でもきっちり負荷を掛けて問題なかったあたりも好感。先を見据えているため、まだキンキンの仕上げではないが、この馬の力は出せるデキと言える。

総合評価「B」

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著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。


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