【ゴルフ/パナソニックOP】永野らツアー未勝利の3人が首位で最終日へ “日体大コンビ”は1差で追走

国内男子ツアーのパナソニックオープンは25日、京都府・城陽カントリー倶楽部(6967ヤード・パー72)で第3ラウンドが行われ、芦沢宗臣大岩龍一永野竜太郎の3人が通算15アンダー首位タイで並んだ。それぞれツアー初優勝をかけて最終日に臨む。

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■ツアー初優勝を目指す選手たちが上位に浮上

デビュー5年目、26歳の芦沢は、首位から3打差の6位タイでスタート。8番から5連続バーディを決めるなど、10バーディ、3ボギーの65でラウンド、スコアを7つ伸ばし首位タイに浮上した。初日から69、67、65と徐々にスコアが良くなっており、初優勝を狙う最終日も要注目だ。

デビュー3年目、23歳の大岩は、首位から1打差の2位タイでスタート。6番・パー4でイーグルを決めると、6バーディを奪うなどスコアを5つ伸ばして首位タイにつけた。今年は、予選通過した全試合でベスト10以内に入っており、メルセデス・ベンツ トータルポイントランキング2位の実力者がツアー初Vに王手をかけた。

前日に単独首位となった永野は、7バーディ・3ボギーの68でラウンド。スコアを4つ伸ばし、首位の座をキープした。初優勝間近と言われながら、なかなかタイトルを獲れない33歳。09年の本大会では予選落ち、17年関西オープンでは46位タイと、城陽カントリー倶楽部開催の大会では苦い思い出が多いが、明日は好位置から悲願の初優勝を狙う。

首位から1打差の4位タイには、アマの河本力中島啓太の“日体大コンビ”が入った。

石川遼は9番でイーグルを決めるなど、スコアを3つ伸ばしたが通算5アンダーの32位タイ。現在賞金ランクトップの星野陸也は、通算1アンダーの57位タイとなっている。

■最終日もビッグスコアが出るか? サンデーバックナインに注目

この日はムービングサタデーらしく、順位が大きく入れ替わる一日となった。

午前中に沸かせたのがジャスティン・デロスサント(フィリピン)。インからスタートのいわゆる“裏街道”で、10番から5連続バーディ、15番でイーグルを奪取するなど一気にリーダーボードを駆け上がった。最終的には河本とともに、この日ベストスコアタイの63でラウンド。前日の40位タイから7位タイに急浮上し、優勝争いに加わった。

アマチュア2人を含め、上位6名がツアー未勝利の選手という混戦模様。芦沢は、今年の日本プロで2日目に首位タイに立ちながら、決勝ラウンドでは大きく崩れてしまった。永野は17年マイナビABCチャンピオンシップ以来となる最終日最終組で、この時も1打差の2位に敗れている。初優勝へのプレッシャーが襲いかかる最終日で、これまでと同様の好プレーができるかどうか、重圧に打ち勝った選手が栄光を掴む。

3日目を終え、トップが15アンダーということで、最終日は通算20アンダー前後が優勝ラインとなりそうだ。この日のベストスコアが63であることから、ビッグスコア次第だが、ショーン・ノリス(南アフリカ)、チャン・キム(米国)といった、現在11アンダーにつけている選手あたりまでが優勝圏内か。

優勝を意識し始めるサンデーバックナインで、ホール難易度の高い11番、17番、そして最終18番をいかに乗り切れるかが、優勝の分かれ目となりそうだ。

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文・SPREAD編集部


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