ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は25日(日本時間26日)、本拠地エンゼル・スタジアムでのシアトル・マリナーズ戦に「2番DH」でスタメン出場。2打席連続でタイムリー三塁打を放つなど3打数2安打2四球、3打点で打率.257とした。
1打席目に三塁打を記録したことにより、シーズン中に45本の本塁打、20個以上の盗塁、6本以上の三塁打を放ったのは、1955年のウィリー・メイズ(51本塁打、24盗塁、13三塁打)以来の快挙となった。
試合はエンゼルスが14-1で勝利した。
◆【実際の映像】ウィリー・メイズ以来の快挙達成 初回の三塁打に地元ファンからも大歓声
■チーム公式Twitterも日本語で反応
大谷は初回、第1打席でライト線への先制タイムリー三塁打を放つと、続く3回の第2打席では相手先発タイラー・アンダーソンが投じたカットボールを捉え、ライトへ、2打席連続となる三塁打。打撃だけでなく、足でも地元ファンを沸かせた。
この三塁打にチームの公式Twitterは日本語で「ヤッター」と大谷の三塁ベース上の写真付きで投稿。さらに米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のMLBアナリストのベン・バーランダー氏は「大谷翔平にさらなる打点。ア・リーグMVP候補が放った三塁打は、MLB全体で2番目に多い」と賛辞を贈っている。
今季10勝目を目指す大谷は26日(同27日)、アナハイムで行われるマリナーズ戦に先発予定。大谷は今季22試合に先発し、9勝2敗、防御率.3.28。この試合で勝利投手となれば、1918年にベーブ・ルースが達成して以来、じつに103年ぶりの「2桁勝利、2桁本塁打」となる。
◆大谷翔平、2打席連続三塁打で3打点と大活躍 試合前にはチームのMVPと最優秀投手を受賞
◆大谷翔平、2打席連続三塁打で地元ファンを沸かせる 100打点まで残り「2」
◆「大谷翔平はベーブ・ルースよりも驚異だ」 米老舗スポーツ誌表紙でも「二刀流」発揮
文・SPREAD編集部