【ゴルフ】畑岡奈紗が「パワースポット」で米ツアー5勝目 岡本綾子、宮里藍に続く日本女子歴代3位

米国ツアー5勝目を挙げた畑岡奈紗(C)Getty Images

米女子プロゴルフツアー「アーカンソー選手権」(米アーカンソー州ピナクルCC=6438ヤード、パー71)の最終日が26日(日本時間27日)、行われた。首位で出た畑岡奈紗が5バーディー、1ボギーの67で回り、通算16アンダーで今季2勝目を挙げた。

7月のマラソン・クラッシック以来の勝利は米ツアー通算5勝目。これで17勝の岡本綾子、9勝の宮里藍に次ぐ日本歴代単独3位となった。同組のミンジ・リー(オーストラリア)、チ・ウンヒ(韓国)が1打差の2位。笹生優花は通算14アンダーで4位に入った。

◆【実際の動画】畑岡奈紗の優勝が決まった「緊張で手が震えながらのパーパット」

■メジャー女王を1打差で振り切る

同組のリーと1打差、ウンヒと2打差で最終18番パー5を迎えた畑岡。2オンに成功したもののイーグルパットは4メートルほどオーバーし、バーディーパットも1メートルオーバー。重圧の中、最後は緊張で手が震えながらもパーパットを沈めた。プレーオフ突入の可能性もあったが、リーとウンヒもスコアを伸ばせず、畑岡の優勝が決まった。

2018年に米ツアー初優勝を果たした同大会を再び制した。3年前は6打差の圧勝劇だったが、今回は1打差に詰め寄られながらの勝利。JLPGA公式サイトによると、本人も「今までの優勝でもっとも緊張した。今年は(コロナ禍の影響で)試合数が減っている。それでも勝つことができて自信になった」(JLPGA公式サイト)と、今年のエビアン選手権を制したリーと2009年全米女子オープン女王のウンヒという実力者を振り切っての優勝に手応えを口にしていたという。

■芝との相性の良さを生かす

また、今大会では初日、2日目に2日連続のホールインワンを達成。LPGA公式によると、畑岡は「(18年の)初優勝と今回の2つのホールインワン。ここは私のパワースポットのような気がします」と話し、コースとの相性の良さに感謝していたという。

同サイトは「芝の種類が若い頃にプレーしていたものと同じなので、芝の反応が分かるし、それが自分の助けになった。だから、このコースが好きです」という畑岡のコメントも紹介しており、会場のピナクルCCのグリーンが日本に多いベント芝だったことも追い風になったようだ。

最終日のパーオン率は94・4%。ホールインワンを含めて、今大会はショットの安定感が光ったが、今季序盤はそのショットに悩まされた。アイアンが不振に陥り、3月には2大会連続の予選落ちも味わった。

トップの位置を修正するなどスイングを磨いて復調。しかし、「プロになる前からの目標」と公言していた東京五輪は9位に終わった。その2週前に開催されたメジャー大会「エビアン選手権」を欠場してまで臨んだが、メダルに絡むことはできなかった。

そこから気持ちを切り替え、つかんだ米ツアー5勝目。賞金ランキングも2位に浮上した。目指すは、憧れの宮里藍が記録した9勝を超す10勝。畑岡の快進撃が始まりそうだ。

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文・SPREAD編集部


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