【ゴルフ】これは見逃せない 稲見萌寧、渋野日向子、原英莉花が同組でラウンド 30日開幕「日本女子オープンゴルフ選手権」

稲見萌寧(C)Getty Images

日本ゴルフ協会は27日、今週の国内メジャー大会「日本女子オープンゴルフ選手権」(栃木・烏山城CC=6550ヤード、パー71)の予選ラウンド(30日、10月1日)の組み合わせを発表した。前回覇者の原英莉花は、東京五輪銀メダリストで現在賞金ランキング1位の稲見萌寧、2019年全英女子オープン優勝の渋野日向子と同組でラウンドする。

史上3人目の3週連続優勝に挑む西村優菜は、賞金ランキング2位の小祝さくら、今年すでに2勝を挙げている吉田優利と同組となった。賞金総額1億5000万円(優勝賞金3000万円)で、出場選手はプロ91人、アマチュア29人の計120人。上位60位タイまでが決勝ラウンドに進出できる。

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■賞金ランキング1位を走る稲見が主役か

30日にスタートする「日本女子オープン」。女子ゴルファー日本一を決めるこの大会で、予選ラウンドから豪華ペアリングが実現。前回覇者の原、賞金ランキング1位の稲見、そして全英女王の渋野が同組となった。入場制限で5000人に絞られるが、ギャラリーの視線を独占しそうな組み合わせだ。

その中でも主役候補の一番手は、やはり稲見か。今季8勝を挙げ、賞金ランキングでは2億円の大台を突破し、独走状態に入っている。3週前の「日本女子プロゴルフ選手権」ではメジャー初優勝を飾り、今大会でメジャー2連勝に挑むことになる。ここまでパーオン率やパーセーブ率で1位となり、銀メダルに輝いた東京五輪ではフェアキープ率でトップに立つなど、とにかくショットの安定性が光る。

JLPGA公式サイトによると、「日本女子プロゴルフ選手権」を制した際には「どんな状況、どんな調子、何をやっても60台でプレーしてみたいです。大差をつけて勝ち続けることが理想であり、夢。完ぺきということをまた、突き詰めていきます」と話していたという。以前から「どんなに調子が悪くても負けない」無双状態を目標に掲げていたが、一歩一歩その高みを目指して進んでいるようだ。

■復調ムード漂う原、渋野のプレーに期待

前回覇者の原は今年優勝から見放されているが、復調の兆しは見えている。先週の「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」では最終日、一時トップに2打差まで詰め寄るなど健闘。今年最高タイの3位でフィニッシュした。ドライビングディスタンスで1位に立つなど豪快なティーショットは健在で、JLPGA公式サイトによると、連覇へ向けて「ディフェンディングチャンピオン。優勝を目指して頑張りたいです」と頼もしい一言が飛び出したというから注目だ。

渋野はスイング改造中ということもあり、安定感に欠ける印象がある。ただ、2週前の「住友生命Vitality 東海クラシック」で4位、先週の「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」で8位と2週連続でトップ10に顔を出しており、大崩れする雰囲気はもうない。渋野は今大会に向けて「きっと耐えるゴルフが必要になってくるコースだと思う。なんとか集中力を途切らせないように気を付けたい」とJLPGA公式サイトにコメントを寄せており、烏山城CCでのプレーを見据えていた。

今大会には、今季活躍している「ミレニアム世代」の西村や古江彩佳菜も登場するほか、「オーガスタ女子アマチュア」優勝の梶谷翼も参戦するなど見所が多い。長いツアーも残り9戦、終盤に入り見逃せない戦いが続く。

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文・SPREAD編集部


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