【スプリンターズS/追い切りジャッジ】3歳馬ピクシーナイトに「A」の高評価 「GI仕様」の仕上げで好調キープ

■ピクシーナイト

【中間調整】2カ月半ぶりだった前走・セントウルSで、レシステンシアに鋭く迫りクビ差の2着。スプリンターとして一線級の活躍ができそうなメドを立てた。その後は5日間のミニ放牧を挟み、9月26日に坂路で中間の初時計。重馬場だったこともあり、4F57秒4(馬なり)を無理をさせなかったが、動きに柔軟さはあり、疲れを感じさせなかった。

◆【スプリンターズステークス2021予想/追い切りジャッジ】高評価「A」は5歳の伏兵馬 時計以上の迫力で「大仕事があっても驚けない」

【最終追い切り】最終追いは重賞勝ち経験もあるアメリカズカップを目標に坂路で併せ馬。併走でも変に力まず、仕掛けを待てるあたり、福永騎手がこれまで競馬が教え込んだ成果が出ているよう。ゴール手前で軽く促された程度で鋭く抜け出し3馬身の先着を果たした。

【見解】最終追いの時計は派手ではないが、前走時にしっかり仕上がっていたからこそ。前走時で攻めに攻めても削ぎ落せなかった薄皮が、使った効果でしっかり取れたことを確認できればそれでいいということだろう。前走時も申し分なかったが、GI仕様でさらに前進の感がある。

総合評価「A」

スプリンターズステークス2021予想コラム一覧

▼穴馬予想
◆レシステンシアとダノンスマッシュの2強に割って入る「前売り10番人気以下」の盲点

◆レシステンシアは△評価、狙いはセントウル組ではなく“小倉巧者”の盲点

▼危険な人気馬
◆3歳世代台頭で不安視される有力馬 秋競馬GI開幕戦で「買うべきではない」一頭とは

▼データ予想
◆オール野芝で光り輝く、「馬券内率100%」の伏兵馬が波乱を巻き起こす

◆ダノンスマッシュとピクシーナイトの明と暗 どちらかに該当する“複勝率0%”データとは

▼追い切り予想
◆最高評価「S」は“豹変”ぶりを披露した有力馬 貫禄と順調さの証明で「視界良好」

◆レシステンシアに「B」の辛口評価 動き上々も「唸るような迫力までには……」

◆高評価「A」は5歳の伏兵馬 時計以上の迫力で「大仕事があっても驚けない」

▼その他、データ傾向
◆【午前オッズ】ダノンスマッシュ3.1倍、レシステンシア3.7倍、ピクシーナイト5.6倍 4番人気以下は10倍以上

◆【馬場情報】中山は「芝:稍重・ダ:重」、芝のクッション値は「9.3」で前年より水分を含んだ馬場

◆【騎手データ】波乱の様相漂う秋GI初戦 注目は“フタ桁人気で一発”が見込める「穴騎手」

◆【枠順】レシステンシアの6枠は過去10年で「0-0-0-20」の“鬼門の枠” 注目は昨年勝利の5枠

◆【人気傾向】複勝率70.0%と1番人気を信頼も、波乱の使者は「10番人気以下」

◆【脚質傾向】レシステンシアに逃げ・先行“0勝”の不安データ 注目は最多9勝の「差し」

◆【前走ローテ】セントウルS組は過去10年5勝と圧倒的も、注目は2年連続好走中の「北九州記念組」

著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。


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