アセンシオってどんな人?レアルとスペイン代表の世代交代で注目されるキーマン

アセンシオってどんな人?レアルとスペイン代表の世代交代で注目されるキーマン

レアル・マドリードではクリスティアーノ・ロナウド選手が抜け、スペイン代表ではアンドレス・イニエスタ選手やセスク・ファブレガス選手が抜けた。レアル・マドリードでもスペイン代表でも世代交代の波に差し掛かっているのはご存知のとおりだ。

そんな中、新世代の旗手として、クラブとスペイン代表チームから熱い期待を寄せられているであろう選手がいる。23歳のマルコ・アセンシオ選手だ。

(c)Getty Images

アセンシオ選手は、バスク人の父とオランダ人の母との間に生まれたハーフ。名前の「マルコ」は、母親がオランダのスーパースターだったFWマルコ・ファンバステン選手にあやかってつけられたとのことだ。

レアル・マドリードのMFとして活躍

マルコ・アセンシオ選手はレアル・マドリードでもレギュラーを獲得している。

同じ左サイドにはウェールズの至宝ことガレス・ベイル選手が君臨しているだけにポジションは流動的だが、サンチャゴ・ソラーリ監督の元で現在奮闘中だ。

マルコ・アセンシオ選手のプレースタイル

(c)Getty Images

アセンシオ選手は典型的なレフティーだ。日本でレフティーといえばジュビロ磐田の中村俊輔選手を連想する方も多いだろうが、アセンシオ選手も殆ど左足しか使わない。

しかし、アセンシオ選手は、身長182cmと大柄ながらもドリブラーだ。かつシュートが上手いのが特徴で、相手にとって怖い選手になる素養がある。

緩急あふれるドリブル

182cmと大柄な選手にもかかわらず、縦へと仕掛けていくドリブルは相手にとっては脅威だ。

スピードではなく、緩急をつけたドリブルで抜くから、相手DFからすると下手に飛び込めない。ましてPA内ならなおさら。アセンシオ選手はPK奪取率も高いからだ。

高い決定力の左足シュート

(c)Getty Images

アセンシオ選手の最大の見所はシュートレンジの広さだ。カーブを自在にかけたシュートが多い。

よって左右角度のない場所でもシュートを狙える。隙あればミドルレンジからでも平気で撃ってくるので、相手GKからみたら気の抜けない選手といえよう。

観衆を魅了するテクニック

アセンシオ選手は、基本的に左足のみでプレーする。テクニックは圧巻の一言だ。

ボールコントロールが巧みかつトリッキーなので、ワンタッチで相手を欺くことができ、観衆には大受けするタイプ。いつまでも見てみたい選手の一人といえよう。

背番号20でプレー

アセンシオ選手の背番号は20番。レアル・マドリードでは過去20番の選手といえば現在ACミランのストライカーであるゴンサロ・イグアイン選手がつけていたことで有名だ。

また待望のスペイン人スターとして、レアル・マドリードの7番をつけるとの噂もあった。

スペイン代表のMFとして活躍

(c)Getty Images

現在のスペイン代表は、世代交代の真っ盛りだ。しかしスペインU-21代表で結果を残してきた世代が中心になるだけに、世代交代の影響は小さいといえる。その中心にいるのが、マルコ・アセンシオ選手だ。

とはいっても、現在ルイス・エンリケ監督の元、攻撃陣はまだ模索中なだけに、アセンシオ選手もまだ流動的な立場であるのは否めないところ。

才能は申し分ないだけに、少しでも早く結果を残しておきたいところだろう。

UEFAネーションズリーグ2018-19のクロアチア戦で初得点を挙げる

アセンシオ選手の代表初ゴールは、9月11日に開催されたUEFAネーションズリーグの対クロアチア戦。相手陣内でパスミスを拾ったアセンシオ選手は、PA外から左足を一閃。このゴールが6‐0のゴールラッシュにつながった。

スペイン攻撃陣の中でも華のある選手なだけに、今後も代表で活躍を期待したいところだ。

≪関連記事≫

ナチョってどんな人?12歳で糖尿病と診断されるも「糖尿病は僕のそばにいるチームメイトのようなものだ」

鹿島戦でハット達成のガレス・ベイルは、ウェールズ代表でも活躍する3児のパパ!

ベンゼマってどんな人?レアル・マドリードのエースになるまでの経歴

ベンゼマとイグアインを比較!もしイグアインがレアル・マドリードに残留していたら…

この記事が気に入ったらフォローしよう

最新情報をお届けします

マルコ・アセンシオ