元女子バレーボール日本代表の迫田さおりさんは日本代表として、ロンドン・リオデジャネイロ五輪の2大会に出場した。ロンドン五輪ではチームの銅メダル獲得に大きく貢献。所属チームでも得点王に輝くなど、記録はもちろん記憶に残る選手として活躍を続けた。
2017年5月にその輝かしい現役生活に幕を閉じたが、現在もバレーボールの試合解説やテレビ、イベントに出演。これまでとは違った形でバレーボールに関わり続けている。
ここからは、そんな迫田さんの経歴やプライベートに迫っていく。
小学校三年生でバレーボールを始める
姉がプレーしていた影響から、小学校三年生でバレーボールを始めた迫田さん。中学高校ではセンターエースとして活躍し、高校三年時には鹿児島県選抜として晴れの国おかやま国体に出場。チームの3位入賞に大きく貢献した。
Vリーグ得点王に!五輪ではメダル獲得も経験
高校卒業後、2006年には東レアローズに入団。2010年からレギュラーに定着し、同シーズンで初のサーブ賞を獲得・ベスト6に選出される。日本代表にも選出され、同年開催のワールドグランプリ、世界選手権にも出場した。
2012年8月に開催されたロンドン五輪では、韓国との相性の良さをかわれ3位決定戦に先発出場。23得点をマークし、チームの銅メダル獲得に大きく貢献した。
2013/2014シーズンのVプレミアリーグでは得点王に輝く。日本人プレーヤーが同タイトルを獲得するのは2003/2004シーズンの佐々木みきさん以来10シーズンぶりの快挙であった。
2016年のリオデジャネイロ五輪にも出場し、チームの5位入賞に貢献。その後もプレーを続け、2017年5月に所属する東レアローズを退団し、現役引退を発表した。
引退後はテレビやイベントに出演し、自身の経験を伝えている
現役を引退後は、試合の解説やバラエティータレントとしてテレビに出演。バレー教室を開くなど、自身の選手としての経験を活かしながら幅広く活動している。
SNSではオシャレな投稿がたくさん
また、迫田さんは自身の公式のインスタグラムを公開しており、現役時代には見ることができなかった彼女の様々な一面を見ることができる。
投稿の中では、自身のオシャレな靴やバッグを紹介している場面があり、迫田さんの女性らしい一面も確認することができる。
地元愛が強い?地元のマラソン大会やイベントにも積極的に参加
地元鹿児島県で行われるマラソン大会や様々なイベントにも積極的に参加しており、地域の活性化にも大きく貢献している様子。たくさんの人たちに囲まれている様子を見ると、彼女の人柄の良さを窺うことができる。
当時の日本代表とも変わらず親交が厚い
銅メダルを獲得したロンドン五輪、5位に入賞したリオデジャネイロ五輪を共に戦った当時の日本代表選手たちとも変わらず親交が厚い様子。
2018年夏の投稿では集まったメンバーで食事をしている様子が載せられている。
現役を引退しても変わらずバレーボールへの強い思いをお持ちの迫田さん。様々なことに挑戦していく今後の彼女のキャリアにも注目だ。
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