11月25日、26日に大阪府のAsueアリーナ大阪（大阪市中央体育館）にて、第6回のパリ五輪選考会「2023全農CUP大阪大会」が行われる。
同大会は日本卓球協会が独自に定める五輪選考ポイントの対象となっており、男女各16選手が出場予定。来年のパリ行きをかけた戦いには注目が集まる。
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■3位田中に105ポイント差をつける
選考レース2位の座につくのが戸上隼輔。現在409ポイントの戸上は首位の張本智和（592.5点）とは183.5ポイントと離されてはいるものの、3位の田中佑汰（304点）には105ポイント差をつけており、パリ五輪出場へ張本に次ぐ順位をキープしたい。
戸上は、2022年は「全農CUP福岡」、2023年に入ってからも「全日本選手権」、「全農CUP平塚」で張本を下し優勝し、着実にポイントを重ねる。また、14日に発表された世界ランキングでは自身最高となる24位にランクアップし、流れがいい中で今大会を迎えることになる。
張本と並ぶ今大会の男子優勝候補のひとりである戸上。佳境を迎えるパリ選考レースで優位に立つためにも上位に進出し、タイトル奪取でポイントを稼げるか。飛躍を遂げ、状態も上向きの22歳が大阪で見せる戦いには期待したい。
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（Y.Imoto／SPREAD編集部）
