元K-1世界三階級王者の武尊は30日、都内で記者会見を行い、ONE Championship(ONEチャンピオンシップ)へ初参戦することを発表。対戦相手はロッタン・ジットムアンノン(タイ)、試合は2024年1月28日に東京・有明アリーナで開催される「ONE165」に決定した。
◆青木真也、“引退覚悟”のMMA次戦が決定 東京開催のONEにて「世界最高峰の選手と戦うのは最後」
■チャトリCEO「天心戦に匹敵する注目度」
格闘技団体「ONE」のチャトリ・シットヨートンCEOは、およそ4年ぶりとなる日本開催について、「MMAだけではなく、キックボクシング、ムエタイ、グラップリングなど世界最高峰の選手たちを集めて大会を開催する予定で、日本最高の選手たちも含まれている」とし、武尊とロッタンの試合と青木真也とセージ・ノースカット(アメリカ)の対戦カードを発表。チャトリCEOは武尊を「日本人にとって世界最大ともいえる格闘技のスター」と絶賛。「武尊選手は高いKO率を誇るので、ロッタン選手も間違いなく激しい戦いを繰り広げてくれる」と期待を述べ、「世界的に見ても、この対戦は天心選手との試合に注目度の高さが匹敵する」とした。
武尊は「ONEのデビュー戦が決まって、しかも日本で試合が出るので嬉しく思っている。ずっと戦いたかった世界トップの選手。僕も気持ちで戦うスタイルなので“世界最高の殴り合い”ができると思う」と待ち望んだ相手との試合に腕を撫し、「必ず勝ちます」と必勝を誓った。
◆武尊、“無慈悲なインロー”で青木真也をボコボコに マットに沈んだ青木は笑顔で「やられてても嬉しかった」と賛辞
◆「ロッタン選手しか見ていない」武尊が“ONE世界王者”挑戦に全集中宣言 「最終目標ではないが超えたい」
◆武尊、初の海外遠征は「『見せつけてやろう』というギラギラした感じで戦えた」 “鎖骨骨折”のサグデンには「他の選手なら2、3Rで倒れてた」と称賛
(A.Kudo/SPREAD編集部)