【スキー】高梨沙羅、個人ラージヒルで銀メダル 「世界選手権の中で一番のジャンプ」

FISノルディックスキー世界選手権「銀」の高梨沙羅(2021年3月4日) (C)Getty Images

FISノルディックスキー世界選手権は3日(日本時間4日)、ドイツのオーベルストドルフでジャンプ女子個人ラージヒル(ヒルサイズ=HS137m、K点=120m)の本戦が行われ、高梨沙羅は合計278.9点で銀メダルを獲得した。銀メダルは2013年バルディフィエメ大会以来4大会ぶり。

◆【動画】着地後にスマイル 高梨沙羅の2回目134mジャンプ

世界選手権初の開催となったジャンプ女子個人ラージヒル。初代女王を狙った高梨は予選を3位通過となったが、「良くなってきている」と手応えを掴んで本戦へ進んだ。

「目指してきたことのすべてを出しきれた」

本戦1回目は、強い追い風の中、126mを飛んで134点。トップ、マーレン・ルンビ(ノルウェー)の128m・139.8点と5.8点差で4位につけた。逆転を狙った2回目、直前の選手よりゲートが1段下がったが、高い飛び出しから134mのジャンプ。ヒルサイズに3m迫るジャンプにも着地で踏ん張り、150.9点をマークして合計287.9点、この時点でトップに躍り出た。

しかし1回目トップのマーレン・ルンビが、2回目でも130.5mの156.8点で合計296.6をマークし、首位へ。高梨は8.7点差の2位となり、世界選手権で個人初となる「金」には届かなかった。

25日(同26日)の個人ノーマルヒルは銅メダルとなり、大会後に「複雑な気持ち」と悔しい表情を見せた高梨だったが、この日は違った。着地後、高梨らしい笑顔を見せた2回目のジャンプは「世界選手権の中で一番だった」と評し、続けて「目指してきたことのすべてを出しきれたので収穫が多かった。気持ちはすっきりしているが、見つかった課題をしっかり改善していきたい」と前を向いた。

なお、日本勢は伊藤有希が13位、丸山希が18位、岩渕香里が29位となった。

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文・SPREAD編集部

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