「Al-Nassr JAPAN TOUR 2023」は23日、25日と27日に大阪で行われるパリ・サンジェルマン、インテルとのクラブ親善試合を前に記者会見を行い、アル・ナスルFCのクリスティアーノ・ロナウド、タリスカ、スルターン・アル=ガンナーム、ルイス・カストロ監督が登壇。2日間に渡って行われる試合への意気込みなどを語った。
◆マンCのDFディアス、“サウジブーム”に「欧州が競争力持つ」と持論 女子W杯参戦長谷川唯の存在は…
■「最高の2試合にしたい」
来日したばかりのロナウドは「この素晴らしいツアーの一員として来日できたこと、そして2つの偉大な試合でプレーできることを、非常に光栄に思っています。日本の皆さんに私たちがプレーする姿を楽しんでいただきたいと思います。」と日本のサッカーファンに向けてコメントした。
ルイス・カストロ監督は「Al-Nassr JAPAN TOUR 2023」に対する意気込みを聞かれると、「アル・ナスルを代表して日本に来ていますが、とても大きな責任を感じています。このツアーを通してチームの良いイメージを日本に残したいと思っています。また、良いプレーをして、最高の2試合にしたいと思います。」とコメントした。
また、タリスカは、「来日することができて嬉しい気持ちです。このチームで最高のパフォーマンスをして、良いシーズンになれば、と思っています」と挨拶した。
これに続き、特別企画として、3名の子どもたちが選手に「夢の1対1インタビュー」を敢行。最初に登壇した9歳のマツムラユナさんはタリスカに対し「サッカーをしている中で一番嬉しかったこと、辛かったことを教えてください」と質問。タリスカは「一番幸せだったのは、初めてプロチームと契約を結べた時です。また、一番辛かったことは、大きな膝の怪我をしてしまって、そのため大会の出場を中断したことです」と答えた。
7歳のナガタニ・トウカさんはアル=ガンナームに対して 「子どもの頃にどんな努力をしていましたか」と質問。これにアル=ガンナームは「小さい頃は自分の自信を高く持って、選手となるための努力をしていました。何も怖がらず自信をしっかりと持って!そうすれば有名なサッカー選手になれると思います。」とアドバイスした。
さらに7歳のイナダ・サクラさんは緊張した様子でステージに登壇、ロナウドに「次の夢はなんですか」と質問。ロナウドは「様々な夢があり、可能な限り多くの大会でトロフィーを勝ち取りたいです。今年はチームに新しい選手が入団しますし、素晴らしいシーズンになることを期待しています。どんな結果を残すことができるか、楽しみにしていてください」と来季に向けた意気込みを語った。
ロナウドは記者陣から日本のサッカーについて聞かれると「とても良い印象をもっています。過去に日本のチームと対戦した時に、そのプレーからクオリティの高いサッカーをするチームだと思いました」と語った。
◆DFルベン・ディアスが「驚きある1年」と三冠振り返る 「最高の自分を可能にした」とマンCに感謝
◆“欧州王者”マンチェスター・シティを紐解く5つの指標 世界最強に君臨するスター軍団が見せた進化
◆マンCを三冠へ導いた“怪物”ハーランド 名将に求められた理由と“現代最強ストライカー”の凄み
文●SPREAD編集部