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【卓球 アジア大会】日本女子、0-3敗戦も中国と激闘で堂々の銀メダル 早田ひな、平野美宇、張本美和がゲーム奪取

 

【卓球 アジア大会】日本女子、0-3敗戦も中国と激闘で堂々の銀メダル 早田ひな、平野美宇、張本美和がゲーム奪取
卓球の早田ひな(C)Getty Images

第19回アジア競技大会」は26日、卓球の女子団体決勝が行われ、日本は中国と対戦。0-3で敗れ銀メダルとなった。

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■平野はフルゲームの激闘

日本の1番手に指名された早田ひなは孫穎莎相手に第1、2ゲームを連取されるが、第3ゲームはサービスで変化を見せるなど相手を揺さぶり11-8。今大会中国から初めてゲームを奪った。第4ゲームも善戦したが最後は9-11で押し切られ、ゲームカウント1-3で敗れた。

2番手には平野美宇が登場。東京五輪シングルス金の陳夢相手に、第1ゲームから白熱のラリー戦を展開。鋭いレシーブも冴えた平野は第4ゲームまで、互角の展開で2-2の同点。最終ゲームにもつれ込む。

運命の第5ゲーム、平野は陳夢とのバック中心の打ち合いとなる。互角のまま迎えた中盤にポイントを重ねられ、5-11で落とす。2-3の激闘を見せたが 白星は中国に転がり込んだ。

第3試合には張本美和が登場し、王曼昱と対戦。後のない状況のなか、巧みなレシーブに連続攻撃が冴え第1ゲームを奪取。しかし、第2ゲームは王曼昱の多彩な攻めに4-11で奪われる。

さらに第3ゲームでも王曼昱が主導権を握る。張本が対応力を見せ差を詰めるが、最後は7-11で落とす。そして迎えた第4ゲーム、張本はYGサーブも織り交ぜながら揺さぶる。リードを保ったなか、王曼昱が終盤に10-10に追いつく。そして、最後は11-13で落とし、1-3で敗れ日本も敗戦となった。

日本は2014年仁川大会以来の決勝進出となったこの種目で銀メダルとなった。

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文●SPREAD編集部