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【MLB】「大谷翔平だけに頼ることはできない」ドジャースの“スロースタート”に地元メディアがチクリ 「エンゼルスの失敗を彷彿させる」

 

H.Ariga/SPREAD編集部

【MLB】「大谷翔平だけに頼ることはできない」ドジャースの“スロースタート”に地元メディアがチクリ 「エンゼルスの失敗を彷彿させる」
ドジャースの大谷翔平(C)Getty Images

米メディア『Dodgers Nation』は19日(日本時間20日)、直近で2カード連続負け越しを喫したドジャースについて言及。開幕直後と比べてやや勢いが衰えたチームに懸念を示した。

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■地区首位に立つも、厳しい指摘

同メディアは、「ショウヘイ・オオタニとのエンゼルスの失敗を彷彿とさせる、ドジャースのスロースタート」と題した記事を掲載。「このチームは、シーズン序盤から少し調子を落としている。ショウヘイ・オオタニだけに頼ることはできない。ムーキーベッツ内野手の輝き以外は、ほとんどエンゼルス版ショウヘイ・オオタニのような感じだ」と、孤軍奮闘が続いた昨季までの大谷翔平投手に例えてチーム状況を説明。ナ・リーグワーストの三振数や、適時打の少なさを指摘した。

ドジャースは今季21試合を消化して、得点圏の打率が.249(201打数50安打)、三振数は57個にのぼる。記事では「19打席で1安打のショウヘイ・オオタニの得点圏打率.053を抜きには語れないが、チャンスの大半はフレディ・フリーマン内野手とウィル・スミス捕手のものだ」と、大谷の後ろを打つ中軸に対してチクリ。ここまで8打点のフリーマン、13打点のスミスの働きが物足りない様子。

加えて、下位打線のマックス・マンシー内野手、テオスカー・ヘルナンデス外野手の三振数がともにナ・リーグワースト4位の29個である点にも触れ、「得点にホームランは必要ない」と大振りが目立つ2人に釘を刺した。

とは言え、ドジャースはここまで12勝9敗でナ・リーグ西地区首位と順調な滑り出し。昨季の同時期が9勝9敗だったことを考えても、取り立てて不調というわけでもない。常勝球団には常に厳しい目が付きまとう。ここからの“巻き返し”に期待したいところだ。

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