【秋華賞/前走ローテ】ソダシに勝率0%の試練 ブエナビスタも屈した前走・札幌記念組「0-1-3-11」データ

17日に阪神競馬場で行われる第26回・秋華賞(GI、芝2000m)の過去10年データを紹介する。

競馬界で圧倒的な存在感を現し続けている白毛馬ソダシ。オークスでは距離の壁があったものの、古馬混合戦の札幌記念で強豪揃う中、距離の壁を乗り越え見事1着となった。同じ距離となる2000mでは負けられないところで世代を牽引してづけるのはやはりこの馬か。

ソダシを破り見事オークス馬となったユーバーレーベンはもともと右回りが得意で阪神競馬場に戻るのは歓迎のクチ。ソダシの最大のライバルとして立ちはだかるだろう。

アンドヴァラナウトは前哨戦のローズSを圧勝。1勝クラスからの昇級戦だったがその勝ちっぷりは圧巻でここでも通用するだろう。その他オークス2着馬アカイトリノムスメアールドヴィーヴルファインルージュも虎視眈々と狙っている。

ここでは予想のヒントになる「前走ローテ」を分析していく。

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■前走ローズS組は優秀 注目は能力上位のアンドヴァラナウト

過去10年、最多勝利を挙げている前走ローテはローズS組、オークス組、紫苑S組の3勝。アンドヴァラナウトは前走ローズSで世代上位のメンバーとの初対戦で圧勝。過去10年で15回馬券内に好走していることからも、この馬の好走に期待したい。

ローズS 【3-5-7-56】 勝率4.2%、連対率11.3%、複勝率21.1%
オークス 【3-0-0-12】 勝率20.0%、連対率20.0%、複勝率20.0%
紫苑S 【3-3-0-44】 勝率6.0%、連対率12.0%、複勝率12.0%
クイーンS 【1-0-0-4】 勝率20.0%、連対率20.0%、複勝率20.0%

また、2018年アーモンドアイ、19年クロノジェネシス、20年デアリングタクトとオークスからの直行組が3年連続で勝利しており、今回はユーバーレーベン(3番人気1着)、アカイトリノムスメ(2番人気2着)の2頭が該当する。

一方、2011年~17年の秋華賞馬はローズS組や紫苑S組などの前哨戦で好走した馬が勝利しており、今回ローズS好走組からはアンドヴァラナウトやエイシンヒテン、紫苑S好走組からはスルーセブンシーズ、ファインルージュ、ミスフィガロが該当する。

■12年ぶりとなる札幌記念からの直行ローテ

なお、今回最も注目を浴びるであろうソダシは札幌記念(中8週)から秋華賞に挑んでくるが、そんなアイドルホースに立ちはだかるデータも存在する。

▼3歳牝馬[前走・札幌記念組]の次走
2014年1着 ハープスター 凱旋門賞6着
2012年4着 ハナズゴール ローズS回避→秋華賞16着
2009年2着 ブエナビスタ 秋華賞3着(2位入線降着)

▼3歳牡牝[札幌記念1着馬]の次走
2014年1着 ハープスター 凱旋門賞6着
2003年1着 サクラプレジデント 神戸新聞杯2着→菊花賞9着
2001年1着 エアエミネム 神戸新聞杯1着→菊花賞3着

GII昇格の1997年以降、3歳牡牝で札幌記念に出走した19頭の次走は【1-4-2-12】で、2001年のエアエミネムが次走で神戸新聞杯を制した例のみ。そのエアエミネムは本番・菊花賞で3着に破れており、3歳馬で札幌記念をステップに秋華賞や菊花賞、あるいは天皇賞・秋や凱旋門賞などの秋GIへ挑んだ馬は【0-1-3-11】と、GIを制した馬は1頭もいない。

2009年札幌記念で2着のブエナビスタはその後に秋華賞へ直行し、2位入線の3位降着。牝馬三冠を達成できなかった。幾多の常識を破ってきたソダシだが、名牝さえ乗り越えられなかった壁を超えることができるのか注目だ。

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文・SPREAD編集部


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