【七夕賞/追い切りジャッジ】前走大敗馬に「A」評価、ガス抜きで「想定通りの仕上げ」

■クレッシェンドラヴ

【中間調整】前走・大阪杯は強力な相手関係、そして特殊な馬場状況にも泣かされ3秒1差11着と大敗。その後は放牧を挟み、連覇の懸かる七夕賞での復帰を念頭に調整が進んでいる。6月20日の坂路14-14が中間の初時計。重い馬場を苦にせず素軽く動けたあたり、リフレッシュ効果は大きそうだ。気合いも程よく乗っており、その後は単走・馬なりで仕上げが進む。1週前の30日に内田騎手が騎乗し、馬の気に任せて序盤からスイスイ行かせると抜群の行きっぷりを披露。直線での気迫も申し分なく、この時点で万全の状態と言えた。

【最終追い切り】1週前で速い時計を出しており、レース当週は“ガス抜き”程度の軽めの内容。序盤は意識的にセーブしたが、力まずしっかり闘志を内に秘めて進めていたのは好感。ラストは鞍上が意図した通りの反応から、スパッと脚を伸ばせていた。

【見解】帰厩後は単走・馬なりオンリーで仕上げられている。馬なりはいつもだが、単走オンリーは2年半以上ぶり。余計な負荷を避けているとも思え、体調的には“ドンと来い”でないのかもしれないが、先週、今週と直線で見せた気迫からすると杞憂とも思える。目標の一戦に、想定通りの仕上げで臨めそうだ。

総合評価「A」

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著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。


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