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【MLB】“大谷翔平マニア”バーランダー氏が新天地候補トップ3を発表 「シカゴ・カブスは争奪戦の主役になれる」と大胆予想

 

【MLB】“大谷翔平マニア”バーランダー氏が新天地候補トップ3を発表 「シカゴ・カブスは争奪戦の主役になれる」と大胆予想
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平(C)ロイター

フリーエージェント(FA)になった大谷翔平投手の新天地はどこか。開催中のGM会議でも話題の中心となっており、予想合戦は白熱している。8日(日本時間9日)には大谷ファンを公言する米放送局『FOXスポーツ』のアナリスト、ベン・バーランダー氏が移籍先候補トップ3を紹介した。

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■1位は「理にかなう」ドジャース

日本のファンにもおなじみのバーランダー氏。昨夏には来日し、岩手や北海道など大谷ゆかりの地を巡って精力的に取材を行った。また、ポッドキャスト番組『Flippin’ Bats』の司会を務め、その中で「週間大谷ニュース」というコーナーも担当。筋金入りの“大谷マニア”として知られている。

剛腕ジャスティン・バーランダー投手(ヒューストン・アストロズ)が兄ということもあり、球界の情報にも明るい同氏が今回、大谷の移籍先候補トップ3を紹介し、話題を呼んでいる。

1位は「もっとも理にかなっている」としてロサンゼルス・ドジャースを挙げた。「居心地の良い南カリフォルニアにとどまることができ、なおかつ毎シーズン100勝するようなチームに加わることでポストシーズンも経験できる」と記し、大谷の希望を網羅できるチームとしてトップに推した。

■2位に監督人事で注目のカブス

2位にはシカゴ・カブスを指名。GM会議では「オオタニ獲得へ向けてもっともアグレッシブな球団」として名前が挙がったチームだが、バーランダー氏も「資金があり、今季プレーオフ進出へあと一歩と迫った彼らは争奪戦の主役になれる」と主張。特に同氏が注目したのが先日の監督人事。カブスは同地区ライバルであるミルウォーキー・ブルワーズからクレイグ・カウンセル監督を引き抜き、監督としてはメジャー史上最高の5年総額4000万ドル(約60億円)という大型契約で迎え入れたが、この電撃移籍が大谷獲得にリンクすると断言。

「チームが何の計画も持たずにこのような大きな手を打ったとは思えない。この後も移籍市場を傍観するだけではないはず。(カウンセル監督の招へいに続き)大きな動きをするだろう」と指摘。「(カブスの本拠地)リグレー・フィールドで観客を魅了するオオタニを見るのはクールだし、実現する可能性はある」と結んだ。

■3位はファンも待ち望むチーム

3位はシアトル・マリナーズ。投手陣が充実しているチームにとって必要なのは打者。ドジャースもカブスも大谷を獲得した場合、さらに投手の補強も必要になる。しかし、マリナーズにはそれがない。大谷は来季、右肘手術の影響により打者に専念することになるが、チームにとっては何の問題にもならないため、バーランダー氏はチーム事情が大谷にマッチするとしてランクインさせた。

また、今季のオールスターゲームはマリナーズの本拠地T-モバイル・パークで行われたが、大谷が打席に入ると自然発生的に「Come to Seattle(シアトルへ来て!)」の大合唱がスタンドから沸き上がった。ファンが加入を待望していることも3位に推した理由の1つとした。

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ニューヨーク・メッツやニューヨーク・ヤンキースといった富裕球団のほか、世界一テキサス・レンジャーズも外すなど“大谷マニア”ならではの予想となった。

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文●SPREAD編集部