ドジャースの大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、本拠地で行われたレッズ戦に「2番DH」で先発出場。第2打席にナ・リーグトップの13号本塁打を放ち、4打数1安打2打点の活躍でチームの勝利に貢献した。
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■来週に「特大アーチ」再現も
ドジャース1点リードで迎えた、3回裏の第2打席。1死一塁で、大谷は相手先発フランキー・モンタス投手の初球フォーシームをフルスイング。逆方向へ速度104.5マイル(約168.1キロ)、角度28度で舞い上がった打球は左翼スタンドへと吸い込まれた。この一打で、モンタスからは通算5本目の本塁打に。大谷が4本以上本塁打を記録した投手はおらず、エンゼルス時代からカモにしてきた右腕に、またも特大の一発をお見舞いする形となった。
試合後に、レッズの地元メディア『Bally Sports Cincinnati』の取材を受けたモンタスは、「(一塁ゴロに打ち取った)第1打席と同じようなフォーシームを投げたんだ。彼がその球に備えていることは分かっていた。何度も対戦しているし、彼は僕の球種をよく知っているからね。実力を認めるしかない、脱帽だよ」と、対戦を振り返ると思わず苦笑いをこぼした。
モンタスは、アスレチックス時代に大谷と度々対戦。これで通算31打席で、27打数11安打4四球5本塁打。打率.407と完全に攻略されてしまった。24日(同25日)からは、再びドジャースとの3連戦が控えている。「打者天国」で知られるレッズ本拠地での試合となるため、モンタスが再び特大アーチを被弾してもおかしくない。
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