ヤンキースのフアン・ソト外野手が20日(日本時間21日)、本拠地でのガーディアンズ戦に「2番右翼」先発出場。初回の第1打席に先制の35号アーチを放った。また、「3番中堅」で出場したアーロン・ジャッジ外野手も、ソトに続いて2者連続アーチを記録。両リーグトップを独走する45号本塁打に到達した。
今季ヤンキースに誕生した最強コンビ、ソトとジャッジの活躍が目覚ましい。米記者は、この試合で両者が記録したメジャー史上最速の快挙に注目を寄せている。
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■通算5組目の偉業達成
両チーム無得点の1回裏、ヤンキース打線は相手先発マシュー・ボイド投手を攻め、2番ソトが右翼への35号先制ソロ本塁打。続くジャッジも逆方向へ弾き返し、右翼スタンドへの今季45号を記録した。
MLB公式サラ・ラングス記者のXによると、ジャッジとソトはチーム126試合目で35本塁打と100四球以上にそれぞれ到達。これは、メジャーリーグ史上最速記録になったとのこと。試合終了時点で、ジャッジが両リーグトップのOPS1.172、ソトが同2位のOPS1.034をマーク。今季FAとなるソトが移籍すれば、最強コンビもわずか1年で見納めとなるが……果たして。
シーズン中にこの記録を達成したのは、通算5組。同記者によると、今季のジャッジとソトに加え、2006年のデビッド・オルティスとマニー・ラミレス、1961年のノーム・キャッシュとロッキー・コラヴィート、49年のバーン・スティーブンスとテッド・ウィリアムズ、27年、30年、31年のルー・ゲーリッグとベーブ・ルースのペアのみとされている。
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