【テニス】「鉄人ぶりを発揮」錦織圭、4時間の激闘勝利をATP公式も称賛 5セット試合の勝率は現役トップ

全仏2回戦を突破した錦織圭(2021年6月2日)(C)Getty Images

テニスの全仏オープンは現地時間2日、男子シングルス2回戦が行われ、世界ランク49位の錦織圭は、第23シードで世界ランク25位のカレン・ハチャノフ(ロシア)と対戦し、4-6、6-2、2-6、6-4、6-4のフルセットで撃破。2019年以来となる7度目の全仏3回戦進出を果たした。

初戦に続き長時間の試合を制した錦織だが、この日の勝利で5セット試合の通算成績は26勝7敗と自身の成績をさらに伸ばしている。

【動画】これぞ“5セット・キング”の真骨頂、4時間の激闘に終止符を打った錦織の一打と充実感溢れる試合直後の表情

■3時間59分の激闘を制して全仏3回戦へ

1回戦に続き、この日もフルセットの戦いを強いられた錦織だったが、“5セット・キング”は健在だった。

第1セット、第3セットともに先にブレークポイントを握ったのは錦織だったが、どうしても取り切れない。セット1-2で迎えた第4セットも、先にサービスゲームを落としながらも、そこから持ち直し第5セットにつないだ。

勝負のファイナルセット、ミスの増えてきたカチャノフに対し、錦織はバックハンドのダウンザラインやサーブアンドボレーを交えながら、安定したストロークを見せると、第10ゲームでブレークに成功。4時間3分の1回戦に続き、3時間59分の長丁場の激闘を制した。

この結果を受け、ATPツアー公式サイトでは「5セット目までもつれる状況で、頼りになるのがケイ・ニシコリだ。日本のスター選手は、再び鉄人ぶりを発揮して勝利した」と称賛のコメント。この日の勝利で、5セット試合の通算成績は26勝7敗となり、勝率78.7%は現役選手で最高となった。

試合後の記者会見では「5セットになると、記録を更新しなければいけないと時々思うし、プレッシャーでもあるけれど、5セット目は他のセットよりもいいテニスができている。積極的になれているし、受け身にならずにいる」と話し、5セット試合での好成績は、少なからず自身のプレーに好影響を与えていることは間違いないだろう。

3回戦では、予選から出場している世界ランク150位のヘンリ・ラクソネン(スイス)と対戦。ラクソネンは2回戦で、第11シードのロベルト・バウティスタ・アグ(スペイン)を下し、勢いに乗っている。クレーコートを得意としているプレイヤーだが、一日の休養を挟み、格上のテニスを披露して相手を凌駕したい。

【勝利の瞬間】これぞ“5セット・キング”の真骨頂、4時間の激闘に終止符を打った錦織の一打と充実感溢れる試合直後の表情

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文・SPREAD編集部


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