【マーメイドS/データ攻略】上位人気想定の4歳馬2頭には「黄色信号」 小回りで差し遅れた前科アリ

今週は阪神競馬場でマーメイドステークス(芝2000m)が行われる。

牝馬限定のハンデ戦かつフルゲートと波乱要素満載のレース。そのイメージに違わず、高配当続出の荒れるレースだ。

この記事では過去10年のデータ分析からマーメイドステークスを紐解き、攻略への糸口を見つけていきたい。

◆【ユニコーンステークス2021/枠順】上位人気予想ラペルーズの2枠は過去10年で連対率わずか5.0%

■アブレイズの課題は「斤量56キロ」

前走は牡馬相手のメイSを勝利。完全復活をアピールしたアブレイズ

牝馬限定戦の今回は格上と目される1頭だが、同馬に立ちはだかるマイナスデータがこちら。

・斤量56キロかつGI馬券圏内歴がない馬の成績【0-0-1-5】

桜花賞馬マルセリーナや秋華賞2着馬ブロードストリートが連対を確保する一方、GI馬券圏内のない斤量56キロ組はいまだ連対ゼロ。散々たる数字が叩き出されてしまっているのだ。

牡馬混合戦を制したことで上積みされた斤量。今回はその斤量がネックとなりそうだ。

■秋華賞3着馬ソフトフルートにも問題は山積み

GIでも好勝負を演じていた馬だが、その後は条件戦で足踏み。春競馬の叩き2戦目でようやくオープン入りをはたしたソフトフルート

秋華賞3着の実績を踏まえればここは格上とも言えるが、ここは施行条件替わりがマイナスポイント。

・右回りかつ芝内回りでの成績【0-0-2-5】

直線の短い小回りコースで何度も差し損ねた「前科」を持つ馬。開幕週で前残りの馬場も考えられることから、ここも脚を余してしまう可能性は想定しておきたい。

後編ではデータ面から浮上するマーメイドステークスの穴馬候補2頭を紹介する。

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▼競馬ストーリーテラー・田原基成の重賞分析TV「ユニコーンS」

著者プロフィール

田原基成(たはらもとなり)●競馬評論家
競馬予想の魅力を世に発信し続ける「競馬ストーリーテラー」。予想に対して謎ときに近い魅力を感じており、ローテーション・血統の分野にて競馬本を執筆。現在はUMAJIN内「競馬サロン」にてコラム【競馬評論家・田原基成のいま身につけるべき予想の視点】 執筆中。『SPREAD』ではデータ分析から読み取れる背景を紐解き、「データの裏側にある競馬の本質」を伝えていく。


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