【マーメイドS/データ攻略】“夏女”の季節到来、カセドラルベルを後押しする馬券内率「100%」のデータ

前編ではアブレイズソフトフルートの明暗を分けるであろうデータについて取り上げたが、後編ではデータ面から浮上する穴馬候補2頭を取り上げる。

◆【マーメイドステークス2021/前編】上位人気想定の4歳馬2頭には「黄色信号」、小回りで差し遅れた前科アリ

■データが導く2021マーメイドSの穴馬候補は?

目下3年連続で7人気以下が勝利中のマーメイドS。アタマ荒れが当たり前のこのレース、ここでは波乱の使者となりうる穴馬候補2頭をご紹介したい。

<穴候補1 カセドラルベル>

昨秋から馬券圏外が続く馬。ダート戦を使われるなど陣営の苦心が手に取るように伝わる馬だが、あらゆる不安要素を吹き飛ばすデータがこちら。

・6-9月成績【4-1-1-0】
・右回りの芝2000m成績【3-2-0-2】

この馬の成績はわかりやすい。全4勝が6-9月の暑い時季、いわゆる「夏馬」だ。5月の前走はまだ本領発揮には早い季節にも思われたが、重賞好走歴のある牡馬相手に僅差の4着。季節の進行とともに状態は確実に上向いている。右回りの芝2000m適性も高く、ここは絶好のチャンス到来といっても過言ではないだろう。

<穴候補2 パッシングスルー>

休み明けの前走福島牝馬Sは10着。古馬になってから不振が続く馬だが、同馬にも追い風となるデータはある。

・叩き2戦目の成績【1-0-1-0】

スタートで後手を踏み、道中後方待機を余儀なくされた前走。1000m通過60秒6のスローペースも重なったことで不完全燃焼に終わってしまった。とはいえ上がり3F3位タイと一定の能力は示していた点は見逃せず、今回は2勝を挙げる内回りコースの芝2000m。カレンブーケドールを負かした距離に替わることを考えたとき、見限るには早計だ。

◆【ユニコーンステークス2021/枠順】上位人気予想ラペルーズの2枠は過去10年で連対率わずか5.0%

◆【ユニコーンステークス2021/人気傾向】上位人気を信頼、単回収値驚異の「237」を誇る“買い”のゾーンとは

◆【ユニコーンステークス2021/前走ローテ】前走オープン組は「4-9-6-51」と好調も、ルーチェドーロに不安データ

▼競馬ストーリーテラー・田原基成の重賞分析TV「ユニコーンS」

著者プロフィール

田原基成(たはらもとなり)●競馬評論家
競馬予想の魅力を世に発信し続ける「競馬ストーリーテラー」。予想に対して謎ときに近い魅力を感じており、ローテーション・血統の分野にて競馬本を執筆。現在はUMAJIN内「競馬サロン」にてコラム【競馬評論家・田原基成のいま身につけるべき予想の視点】 執筆中。『SPREAD』ではデータ分析から読み取れる背景を紐解き、「データの裏側にある競馬の本質」を伝えていく。


この記事が気に入ったらフォローしよう

最新情報をお届けします