【東京五輪/野球】侍ジャパン、実力国メキシコと激突へ 采配面のカギは「先発・森下の替え時」

侍ジャパン・稲葉篤紀監督(C)Getty Images

劇的勝利で好スタートを切った侍ジャパンは31日、グループリーグ第2戦を迎える。対戦相手のメキシコは2019年のプレミア12で3位となり、アメリカ大陸最上位国として東京五輪の出場権を得た中南米の強豪国だ。

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■日本を知る選手も多数揃えたメキシコ

今大会のメンバーも侮れない。ロッテに所属するブランドン・レアードが大会直前に出場を辞退したが、日本でプレー経験のある選手が多く、エフレン・ナバーロ(元阪神)、ラミロ・ペーニャ(元広島)の内野陣に、外野手のジョーイ・メネセス(元オリックス)はクリーンアップの一角を任される。投手でも2019年にDeNAでプレーした左腕のサミー・ソリス、BCリーグの茨城で別格の投球を見せたセサル・バルガスと、日本を知る選手は東京五輪で強みとなるか。30日のドミニカ共和国戦では0対1で敗れ、連戦で日本戦に向かうことになる。

メジャー経験のある選手も多いが、最大の大物と言えるのがMLB通算2050安打、317本塁打のエイドリアン・ゴンザレス。2018年に引退したが、オリンピック出場のためにメキシカンリーグで現役復帰を果たして打率3割超をマークし、今回の代表チームでも4番を務める。その他にも、プレミア12の日本戦で本塁打を放ったホナタン・ジョンズJRや正捕手のロマン・ソリスなど、国際経験の豊富な選手は手強い存在になる。

投手陣は、MLB通算691試合登板のオリバー・ペレス、同496試合登板のノエル・フェルナンド・サラスと、元メジャーリーガーがブルペンに控える。先発は米マイナー通算38勝のフアン・オラマスが務める。

■森下は持ち味の安定感を発揮できるか

日本は、昨季の新人王、プロ2年目の右腕・森下暢仁(広島)が先発予定。今季も前半戦終了時点で6勝4敗、防御率2.26をマークしているが、特筆すべきデータがクオリティスタート(QS)率の高さで、先発した13試合中12試合で6回以上を投げて3失点以内を記録しており、QS率92.3%は驚異的だ。この安定感を五輪舞台でも発揮したいところだ。

打線は前回と同タイプの先発左腕を攻略できるかがカギになる。サヨナラ打を放った坂本勇人(巨人)に吉田正尚(オリックス)、柳田悠岐(ソフトバンク)が複数安打を記録するなど、各選手の状態は悪くないが、無安打に終わった4番の鈴木誠也に一本が欲しいところだ。

さらに采配面では、先発投手の替え時もポイントになるか。ドミニカ共和国戦では山本由伸(オリックス)が6回無失点で降板した後、リリーフ陣が失点を重ねた。メキシコはブルペンに強力な投手が多いだけに、開幕戦のような終盤勝負に持ち込まれるのは避けたい。

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記事提供:ベースボール・タイムズ
データ提供:野球DB


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