RISE世界フェザー級王者・那須川天心とK-1三階級制覇王者・武尊が対戦するビッグイベント「Yogibo presents THE MATCH 2022」が6月19日、東京ドームで開催される。「世紀の一戦」を制するのは、デビューから46連勝の“神童”那須川天心か、負けたら引退を宣言した“ナチュラル・ボーン・クラッシャー”武尊か。
日本格闘技界の最大興行としても注目を集めるメガイベントには、実力あり話題性ありの「RISE」「K-1」両団体を代表する猛者たちが大集結。両陣営のプライドをかけた”対抗戦”の決着はいかに。メインマッチのほかにも「野杁正明 vs. 海人」、「原口健飛 vs. 山崎秀晃」、「YA-MAN vs. 芦澤竜誠」など、団体の垣根を超えた豪華対戦カード全16試合から目が離せない。
「THE MATCH」の対戦カードと試合順、中継・LIVE配信情報は以下の通り。
※試合結果は19日当日に順次更新予定
▼全15試合結果・対戦カード詳細
◆OP~第2試合(那須川龍心、鈴木真彦、金子晃大、志朗 etc.)
◆第3試合~第5試合(江幡睦、風音、黒田斗真、笠原友希 etc.)
◆第6試合~第8試合(マハムード・サッタリ、シナ・カリミアン、“ブラックパンサー”ベイノア etc.)
◆第9試合~第11試合(YA-MAN、芦澤竜誠、レオナ・ペタス、白鳥大珠 etc.)
◆第12試合~第14試合(安保瑠輝也、原口健飛、山崎秀晃、野杁正明 etc.)
◆第15試合(メインイベント/那須川天心vs.武尊)
◆テレビ放送・PPV配信・中継情報一覧
■オープニングファイト
那須川龍心 vs. 大久保琉唯
-53.0kg契約/3分3R・延長1R
試合結果
勝者:大久保琉唯(判定3-0)
「THE MATCH 2022」が、那須川天心の弟・龍心とK-1甲子園2021王者・大久保琉唯によるティーンエイジャー対決でついにスタート。試合開始から両者ともに積極的に打撃を繰り出す。大久保は前蹴りを生かしながら、若干有利に試合を運ぶ。2ラウンド目も同様の流れとなり、龍心はなかなか自分の距離で攻めきれない。大久保は膝と右ストレートのコンビネーションも見せ、ポテンシャルの高さをアピール。最終ラウンドで何とか挽回したい龍心は距離を詰めるがコンビネーションに欠ける。大久保は愚直に左のミドルや膝蹴りを繰り出し、試合をコントロール。結果は判定に持ち込まれたが3-0で大久保に軍配が上がった。
■第1試合
鈴木真彦 vs. 金子晃大
-55.0kg契約/3分3R・延長1R
試合結果
勝利:鈴木真彦(判定2-0)
RISEバンタム級王者の鈴木真彦と、K-1スーパーバンタム級王者の金子晃大による王者対決。鈴木のコンビネーションに対し、カウンターを合わせる金子。両者、的確にパンチを入れる場面が多く、接近戦の打ち合いが続く。鈴木のボディ、金子のフックなど有効打も多いが、両者、踏ん張りファイナルラウンドへ。鈴木のジャブからのワンツーに金子の顔面から出血も見られるが、金子も一歩も譲らずカウンターを繰り出す。壮絶な打ち合いは判定の末、2-0で鈴木真彦が勝利した。
■第2試合
志朗 vs. 玖村将史
-55.0kg契約/3分3R・延長1R
試合結果
勝利:玖村将史(判定3-0)
K-1スーパーバンタム級四天王の玖村将史が、判定3-0のフルマークで勝利。第1ラウンドからプレッシャーを掛けていったのは志朗。ローキックとワンツーで上下に散らして詰めつつ、玖村がカウンターを狙うと、さらに志朗がカウンターを返す。一方、ガードを固めてカウンターの一発狙いは玖村。第2ラウンド終了間際、狙いすました玖村の右クロスカウンターが志朗のテンプルを捕らえ、ダウンを奪う。序盤は志朗が優勢だったが、ダウン一発で流れを変えた玖村の逆転勝利となった。