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武尊・第二章のテーマは「格闘技の中心を日本に」 元K-1王者の矜持と覚悟

 

武尊・第二章のテーマは「格闘技の中心を日本に」 元K-1王者の矜持と覚悟
「フェイスオフで気持ちの強さを感じ、熱い試合ができる相手だと思った」と武尊(撮影:SPREAD編集部)

元K-1世界三階級王者の武尊が29日、都内で記者会見を行い、日本初のPPV(ペイ・パー・ビュー)ファイターとしてABEMAと専属契約を結んだことを発表。さらに6月24日、フランス・パリ開催の『Impact in Paris』でベイリー・サグデンとのISKA王座決定戦を行い復帰することが決まった。

◆【実際の映像】武尊、約1年ぶりとなる復帰戦への意気込み語る、ロッタン戦についても言及

■武尊「格闘技から離れた日は1日もない」

対戦相手のサグデンは現63.5キロ王者。適正体重60キロの武尊は「身体の圧はすごく感じた」と体格差は感じたものの「自分にどんなスイッチが入るか楽しみ」と闘志を燃やした。

昨年6月の「THE MATCH 2022」後に休養宣言をしおよそ1年ぶりの復帰戦となるが、「格闘儀から離れた日は1日もない」とし、「次の試合で必ず勝って、負けたあとも応援してくれていたみんなに勝つ姿を必ず見せます」と必勝を誓っている。

■「いい意味で、すごく飢えている」

今回のテーマは“対世界”と語った武尊。日本では知られているが世界ではまだまだと自身を客観的に分析し、「日本の格闘技界のすごさをアピールする試合にしたい。K-1にいたときはK-1の代表だったが、今は日本の格闘技界を背負っているつもり。いい意味で大きいプレッシャーを背負って戦いたい」と覚悟のほどを述べた。

緊張感はあるが休養していた分、それを味わえる喜びも感じているとし、「いい意味で、すごく飢えている」と強者との対決に腕をぶしている。

知られていない国で自身が試合を行うことについては「燃えますね」と一言。「いつもホームになってしまうので、応援いただけるのはありがたいですけど、(自分のことを)知らない人に先入観がない状態で見てもらって、熱狂してくれたり、戦う姿を見て感動してくれたら嬉しい」と初の海外戦に向け意気込んだ。

■「格闘技の中心を日本に」胸に刻んだ自身の役割

個人としては「試合に勝つこと」を目標に述べた武尊だが、今回の一戦はABEMAと“日本初の”PPV専属契約を結んでの第一戦ということもあり、スポーツ業界全体に影響を与える可能性がある。

これについて「格闘家は日本にたくさんいるが、格闘技だけで食べれていない選手ばっかり。野球とかサッカーみたいに世界でスポーツとして認められて、そのスポーツだけで生活ができて、その競技に集中できる環境をプロ格闘技界でも作っていければ、格闘技界の選手のレベルも上がっていくだろう。今回『1億円』とありますけど、これはお金でしかない。これを未来に繋いでいくのが僕の役目だと思うし、格闘技業界を発展させるために僕が頑張らないと行けないと思う」と自身に託された役目を噛み締めた。

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武尊は今後の格闘技界について「K-1でヘビー級をやってた頃は、海外の選手たちが世界一を求めて日本にやってきた。そういう格闘技の中心が日本にあるような図式にしていけたらと思う。それが最大の目標」とも言及。格闘技全盛期の輝きを取り戻すべく、武尊の第二章が幕を開ける。

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文●SPREAD編集部