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【MLB】「記録は破られるためにある」アーロン・ジャッジが“62本超え”狙う大谷翔平に「雑音封じ」の助言も

 

【MLB】「記録は破られるためにある」アーロン・ジャッジが“62本超え”狙う大谷翔平に「雑音封じ」の助言も
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平(C)ロイター

ロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平が19日(日本時間20日)、本拠地でのニューヨーク・ヤンキース戦に「2番DH」で先発出場。安打こそ出なかったものの、4四球でチームの勝利(7―3)に貢献した。試合前にはヤンキースの主砲アーロン・ジャッジが取材に応じ、大谷にエールを贈る場面もあった。米複数メディアがその様子を伝えている。

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■「63本以上打ったらエキサイティング」

昨季ア・リーグ記録を更新する62本塁打を放ち、MVPの座を射止めたジャッジ。現在は右足親指の靱帯(じんたい)断裂で離脱しているが、チームに帯同。打撃練習はすでに再開しており、復帰も近づいている。

この日の試合前、取材に応じたジャッジは、今季すでに35本塁打をマークしている大谷について「信じられない。見ていて楽しい。彼が我々と対戦しているとき、彼がやっていることを直接見るのは好きではないが、テレビをつけて、彼が8回を投げ、10個の三振を奪い、1試合で2本のホームランを打っているのを見るのは楽しい。かなり印象的だ。ここまでの彼の活躍に興奮しているし、これから彼がどんな活躍をするのか楽しみだ」と称賛した。

大谷は昨季ジャッジが記録した62本塁打を上回る勢いだが、これについては「記録は破られるためにある。ただの記録だ。もし彼が63本以上打ったらエキサイティングだろうね。どうなるか見てみよう」と笑った。

さらにジャッジは昨季を振り返り「リーグ記録の61本塁打が近づくにつれて試合に集中するのが難しくなった」と話し、重圧を感じていたことを明かした。その上で、記録更新を狙う大谷には「メンタルが重要。雑音を封じるべき」とアドバイスを贈った。

ただ、「私はまだこれからも数年間プレーできる。もし彼が私の記録を破ったなら、私にも特別なことを行う機会が巡ってくるだろう」とし、“抜かれたら抜き返す”という気持ちを見せていた。

大谷vs.ジャッジのライバル対決は、メジャーの歴史に刻まれる名勝負となりそうだ。

◆【実際の映像】アーロン・ジャッジがエンゼル・スタジアムのベンチで囲みを受け大谷翔平にエールを送る珍しいシーン

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文●SPREAD編集部